スコール夢小説★完結★

□魔女の騎士
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色々あったがカーウェイ邸へと入ることができた。

するとリノアが立ち上がりどこかへ行こうとする。

リ「みんなは待ってて。」

ス「ん?」

リ「ここ、私の家だから。心配しないで。」

ゼ「え!?」

セ「リノアの家なのー!」

リノアはそのまま部屋の外に出て行った。

しばらく待つと大佐がやってくる。

しかし、リノアの姿はない。

ス「リノアは?」

カ「アレは君たちのように鍛えられていない。足手まといにならないとも限らん。」

説得したのか閉じ込めたのか、この作戦にはリノアは参加させないようだ。

べ「リノアのお父様ですか?」

カ「あぁ。もう父とは呼んでくれないがな。」

リノアの話は置いておいて、今回の作戦について話すことにした。

カ「我がガルバディア政府と魔女イデアが協定を結んだのは知ってるな?」

ス「はい。」

カ「その協定を記念してセレモニーが開かれる。」

セレモニーは大統領官邸で行われる。

その後パレードを行うため、魔女は凱旋門に向けて進む。

狙撃班はその隙を見て大統領官邸へと忍び込み、からくり機械の中へと向かう。

そこに狙撃用のライフルを用意してあるので、それを使い魔女を狙撃する。

その狙撃のタイミングは、もう一つの班が決める。

魔女が凱旋門の下を通った時、門を閉め魔女を閉じ込める。

魔女が身動きが取れない状態で射殺をするという作戦だ。

カーウェイ大佐はその班を決める。

カ「狙撃チームにはリーダーの君と成績優秀な君で構成してくれ。」

狙撃チームはアーヴァイン、スコール、ベリンダ。

凱旋門の門を閉める班はキスティス、ゼル、セルフィに決まった。

早速作戦を実行することになった。

べ「すごい人ね。」

しばらくすると大統領の隣に、魔女イデアが姿をあらわす。

べ「スコール!!魔女の後ろ!」

ス「・・・リノア?」

ふらふらと魔女の後ろに立つリノア。

ア「何であんなところに!」

イ「・・・臭い。薄汚れた愚か者ども。古来より我々魔女は幻想の中に生きていた。」

語り出すイデア。

べ「助けないと!」

イ「その幻想の中恐ろしい魔女がガルバディアの味方になると知り、お前達は安堵の吐息か?」

ス(くそ!)

異変を感じ取ったデリング大統領が止めに入る。

イ「現実は優しくない。」

そう言って大統領を魔法で攻撃をし命を奪う。

イ「ならば・・・愚かな者、お前達!こうするしかない!」

大統領が殺されているというのに盛り上がる人たち。

イ「みずからの幻想に逃げ込め!私は、その幻想の中でお前達のために舞い続けよう!」

魔女は演説を終え帰っていった。

すると、モンスター2体がリノアを襲う。

ア「スコール!」

ス「パレードが始まらないと門が開かないんだ!」

ア「そんな・・・。」

べ「リノア・・・。」

門が開くまで待つしかなかった。
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