スコール夢小説★完結★

□ガルバディア・ガーデン
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近くの駅に向かう途中、スコールに話しかけるベリンダ。

べ「ねぇ。」

ス「ん?」

べ「なんで・・・私だけこっちに入れたの?」

ス「・・・そ、それは。」

目線を外すスコール。

ス「・・・ベリンダに教わることは多々ある・・・だから・・・。」

べ「・・・修行の一環ってこと?」

ス「・・・あぁ。」

ベリンダは少し残念そうにする。

べ「・・・私は厳しいわよ?」

ス「・・・わかってる。」

そんな2人を後ろから見るキスティス。

キ(そっか・・・そうなんだねスコール。)

ゼ「おい!早くしろよ!」

べ「だから、走ったって一緒だって。」

ゼ「あぁ!?」

べ「デリングシティに向かう電車はあと20分後。どんなに急いだって一緒なのよ。」

ゼ「け、けどあいつらより先に電車に乗りたいだろ!」

べ「ハァ・・・。」

キ「・・・そうね!急ぎましょ!」

べ「ちょ、ちょっと先生!」

その言葉に振り返るキスティス。

キ「もう私は先生じゃないわ。今度から名前で呼んでよベリンダ。」

そう言ってゼルと走って行った。

べ「いきなり名前で呼んでって言われても。」

ベリンダとスコールは2人の後を追った。

ベリンダの言う通り、電車でアーヴァイン達と再会する。

ゼ「か、勝ったぜ!」

ハァハァと息をしながら喜ぶゼル。

ア「また会えたねベリンダ!」

べ「・・・そりゃ会うに決まってるでしょ。目的が一緒なんだから。」

ア「いや!これは運命さ!」

そう言ってベリンダの手を取る。

べ「ちょ、ちょっと!」

ス「おい、いい加減にしろ。」

ア「そんなに怒らないでよ。狙撃手は孤独なんだ。少しくらい、ハメはずさせてくれてもいいじゃん。」

そう言って今度はセルフィの元へと向かう。

べ「・・・撃つ時は1人・・・か。」

キ「・・・それとこれとは別だと思うけどね。」

そんなこんなしていると、デリングシティへと着いた。
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