コナー夢小説★完結★

□ジェリコ
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ある日ジェフリーに呼び出される3人。

ジェ「捜査は終わりだ。FBIが引き継ぐ。」

ハ「何?手がかりは見つけた!もう少し時間があれば必ず!」

ジェ「ハンク!わかってくれ!これはもう捜査ってレベルじゃない。内戦勃発寸前なんだぞ。」 

ハ「ふざけんな!今更手を引けだと!あともう少しなんだよ!」

ジェ「アンドロイドは嫌いだったんじゃないのか?喜ぶと思ってたのにな。」

ハ「頼むよジェフリー!一度でいいから協力してくれ!」

ジェ「・・・私にはどうにもできない。いつもの仕事に戻れ。エマもな。」

エ「あの・・・そうしたらコナーは・・・。」

ジェ「アンドロイドは送り返しておく。もう、君の家に住み着くこともない。」

エ「そんな・・・。」

落ち込むエマを見るハンク。

眉間にシワを寄せるが、何も言わずに出ていってしまった。

エマとコナーも部屋を出ていきハンクのもとへ向かった。

ハ「で、サイバーライフに戻るのか。」

コ「もう、そうするしか・・・。」

エ「・・・。」

ハ「・・・エマを置いててめぇは帰るっていうのか?あぁ!?」

コナーの胸ぐらを掴むハンク。

エ「やめて・・・やめてください!」

コ「それしかないんです!!私は、シャットダウンされ、分析に回されるでしょう。」

ハ「・・・俺たちが間違ってたらどうする。自由になりたい人達の邪魔をしていたとしたら?」

ハンクはコナーから手を離す。

コ「変異体が蜂起すれば、混沌が訪れるでしょう。回避できたかもしれない・・・だが、もう手遅れだ。」

ハ「お前はカムスキーのところで何を思った・・・何を感じた。」

コ「・・・。」

ハ「あのアンドロイドに自分を重ねたか・・・エマがとられると思って焦ったか。」

コ「・・・。」

ハ「それは、全て感情なんだ。人間らしさっていうんだよ。」

エ「・・・。」

するとそこにFBIの人間がやってきた。

コ「・・・諦めきれない。」

エ「コナー。」

コ「証拠の中に答えがあるはずなんです。奪われたらおしまいだ!」

ハ「どうするってんだ。俺たちは外されたんだよ。」

するとエマは、引き出しから地下室の鍵を取り出し、コナーに手渡す。

コ「これは・・・。」

エ「証拠が保管されてる地下室の鍵よ・・・暗証番号は・・・私の愛してる人の名前。コナー・・・あなたを信じてるわ。」

コ「エマさん・・・。」

ハ「・・・さっさといけ・・・俺が時間を稼いでやる。」

ハンクはFBIのパーキンスに近寄り喧嘩を売った。

コナーはその隙に地下室へと向かう。

それに気がついたギャビンが後を追う。

エ「ちょっと、そこの頭の悪そうな人。」

ギャ「あぁ!?」

エ「あら、ごめんなさい。ギャビンさんだとは思わなくて。」

ギャ「てめぇ!」

ジェ「おいおい!お前たち静かにしないか!」

喧嘩をするエマとハンクに怒鳴りつけるジェフリー。

ジェ「エマ・・・ハンクを教育係にしたのは間違いだったな。」

エ「いいえ。私はこんなクズ野郎よりアンダーソン警部補の方が素晴らしい刑事だと思います。」

ギャ「何だとこのクソアマ!!」

ハ「はっはっは!!いい声が聞こえたぜエマ。」

ジェ「やめんか!!騒々しい!!ハンク!お前はエマに何を教えたんだ!」

ハ「自分に正直になれって教えたんだよ。」

ジェフリーは首を左右に振った。

ジェ「ハンク、エマ・・・捜査が中断して腹立つのはわかる。だが、今はそんなことをしている場合じゃないんだよ。」

ハ「はいはい。説教はその辺にしとけって。俺はパーキンスに用があるんだ。」

エ「私はこのクズ野郎に。」

しばらく言い合いは続いた。
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