コナー夢小説★完結★

□感情
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ある日の深夜。

コナーに起こされるエマ。

コ「エマさん!起きてください!」

エ「うー!!なんですかぁ!」

コ「たった今殺人事件の通報がありました。」

エ「ふぇ?」

コ「アンダーソン警部補を迎えにいって現場へ向かいましょう。」

エ「わ、わかった。」

エマは急いで支度をし、車を走らせた。

いつもいるBARへ向かうがハンクはいなかった。

コ「自宅へ向かいましょう。ここからそう遠くありません。」

コナーがカーナビに接続する。

ナビに表示された場所へと向かうと、ハンクの家に着いた。

エ「アンダーソン警部補!!事件です!いますかー?」

しかし返事はない。

コ「裏へ回りましょう。」

裏へ回ると、窓から倒れているハンクが見えた。

エ「アンダーソン警部補!!」

窓を叩くが起きない。

コ「離れていてください!」

エマが離れるとコナーは窓を割って中へとはいっていった。

エ「ちょっと!」

エマが顔を覗かせると大型犬のスモウがコナーに迫っていた。

コ「いい子だ!」

必死に説得するコナー。

すると、スモウはおとなしくなった。

エマも中へ入り、ハンクのもとへ向かう。

どうやらお酒飲み過ぎのようだ。

エ「アンダーソン警部補!!」

しかし目を覚さない。

近くには拳銃も落ちている。

だが、息はしているようだ。

エ「どうしよう。」

コ「お任せください。」

そう言ってハンクの頬をものすごい力で叩く。

ハ「おおう!?」

コ「僕です、コナーです。」

そういうと、コナーはハンクを無理やり風呂場へ連れて行く。

ハ「風呂なんて入らねえぞ。」

コ「すみません警部補、あなたのためです。」

そう言って浴槽に押し倒し、冷たいシャワーを浴びさせる。

エ「ええ!?」

ハ「うわああ!!止めろ!!水を止めろぉ!」

コナーは水を止める。

ハ「・・・お前ら、人の家で何してやがる!」

ようやく気がついたようだ。

コ「43分前、殺人事件の通報がありBARにいらっしゃらなかったので自宅に来ました。」

ハ「勝手に家に入られて、何でこんなひどい目に合わなきゃなんねえんだ。頼むからほっといてくれよ。」

コ「いえ、それはできません。あなたなしではこの事件の捜査が進められないんです。」

ハ「エマがいるじゃねえか!新人って言ったって捜査くらいできるだろうが!」

エ「それはそうですが、アンダーソン警部補がいるといないじゃ捜査の進み方が違うんです。」

ハ「何が違うってんだよ。」

エ「周りの捜査員の方の態度とか・・・所詮女だみたいな空気があって。」

ハ「・・・。」

エ「私、この事件の調査を機に女だって言われないようにしたいんです!」

ハ「・・・ハァ。」

ハンクは深くため息をつく。

ハ「コナー、部屋から服を持ってきてくれ。」

コ「はい。」

エ「ありがとうございます!」

ハ「大きな声を出すな。」

ハンクは気分が悪そうだ。
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