リク夢小説★KH3まで完結★

□心
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マ「ゼムナス。闇に飲み込まれたらダメ。」

ゼム「・・・。」

マ「光を信じ、闇を認める。貴方なら出来るはず!」

ゼム「黙れ!」

耳を塞ぐゼムナス 。

ゼム「私は・・・もう、戻ることは出来ないのだ。」

そういうとソラを連れて何処かへ消えてしまった。

リ「ソラ!!」

いくら呼んでも返事はない。

マリンは目をつむる。

マ「・・・ソラとゼムナスは戦ってる。」

リ「ソラのところへは行けないのか!?」

マ「・・・ゼムナスが誰も入れないようにしてる。」

ド「そんな。」

カ「・・・大丈夫だよ。」

カイリの方に振り返る。

カ「ソラなら、大丈夫。私はそう信じてる。」

カイリの言葉に皆はうなずき、ソラの帰りを待った。









しばらくすると、ソラだけが戻ってきた。

ミ「よかった!」

ソ「ゼムナスは?!」

周りを見渡すと、キングダムハーツ の前に浮き何かをしていた。

ゼム「大いなるキングダムハーツよ。我々の完成のため、力を貸してくれ。」

マ「ゼムナス !!」

その声にピクリとするが、ゼムナスは続ける。

すると、光が溢れゼムナスの姿は消えていった。

ソ「どこに行った!ゼムナス !」

ミ「ここで逃したら大変なことになる。」

カ「あれを見て!」

突然扉が現れる。

グ「なんだろう?」

ミ「キングダムハーツ ・・・。」

リ「行こう、ゼムナスはこの先にいる。」

皆は扉の前に立つ。

ソラ、リク、マリン、ミッキー 。

全てのキーブレード の力を合わせ、扉を開く。

ソ「待ってろよゼムナス。これで終わりだ。」

マ「・・・。」

扉の中に入ると、ゼムナスが待っていた。

マ「ゼムナス。」

ゼム「・・・消えてなくなりたいと見える。」

強大な闇に一歩引くソラ達。

すると、ミッキーとカイリが外に出ているにもかかわらず扉は閉まってしまった。

キングダムハーツ 内にいるのは、ソラ、ドナルド、グーフィ。

そして、リク、ゼアノートの姿をしたマリンだった。

ソ「俺達だけでもやるぞ!」

その言葉に頷いた。
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