リク夢小説★KH3まで完結★

□心
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電車に乗るソラ達。

途中でミッキーに会い、電車に乗れといわれていたのだ。

ソ「よーし!いくか!」

ド「うん!」

ソ「じゃあな!」

ソラ達が挨拶する先にはハイネ、ピンツ、オレットが立っていた。

ハ「なぁ、ソラ。」

ソ「ん?」

ハ「俺たち本当に初対面だよな?」

ソラは考えるが、ハイネ達とは初対面だった。

ソ「うん・・・でも、どうして?」

ハ「・・・なんとなーく。」

するとソラは一筋の涙を流す。

オ「大丈夫?」

ソ「お、おう!俺もびっくり。」

ハ「しっかりしろよな!」

ソ「うん。じゃあな!」

そう言って電車に飛び乗ると静かにドアが閉まった。



それを遠くから見ていたマリン。

闇の回廊を開きリク達の元に戻っていった。


ア「行っちまったな。」

そこにはアクセルとナミネもいた。

リ「ソラはどうだった。」

マ「泣いてた・・・でも、ソラは気がついてないみたい。」

リ「・・・そうか。」

ア「気がつくわけないだろ。俺たちは存在しねぇんだよ。」

マ「でも、ソラは泣いてた。ソラの心の中にロクサスはいる。」

ア「心に戻ったってあいつはもう存在しない。もう会えねぇんだ。」

ナ「会いたいよ・・・。」

ア「・・・俺もさ。」

皆ロクサスのことを思い浮かべる。

ア「てことで、見逃してくれねぇかな?俺たちを始末しろって言われてるんだろ?」

ナ「ディズ が?私を?」

リ「・・・行くんだ。」

ア「用済みじゃねえの?」

リ「2人には借りがある。」

ア「じゃあ、お言葉に甘えて。」

アクセルは闇の回路を開きナミネを待つ。

ナ「君たちの闇は少しずつだけどなくなってきてる。でも、またマリンに闇が流れてしまうかもしれない。リクだけじゃない、ゼムナス・・・彼に近づいてもきっと闇が流れてくる。」

マ「・・・。」

ナ「でも、自分を信じて闇に勝って。」

マ「ありがとう、ナミネ。」

ナミネはアクセルと消えていった。

リ「マリン、必ず闇に勝とう。」

マ「うん。」

そういうとリクはキーホルダーを取り出す。

リ「これがあれば、必ず光の世界に行ける。」

マ「・・・そうだね。」

マリンもキーホルダーを取り出し夕日に照らした。
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