リク夢小説★KH3まで完結★
□記憶
9ページ/9ページ
ロクサスは屋敷の奥へと進んでいく。
すると、装置のようなものを見つける。
ロ「あ、あぁ。」
それを見たロクサスはどんどん記憶を取り戻していった。
気がつくと目の前の機械はロクサスの手によって壊されていた。
リ「アクセルがまたロクサスの元へ行ったぞ。」
ディ「ふん、放っておけ。もう手遅れさ。」
マ「・・・。」
ディ「それに、記憶を取り戻したロクサスには勝てまい。」
ディズ は機械をかちゃかちゃといじる。
ディ「キーブレードに選ばれしものよ。よく来た。」
ロ「誰に言ってるんだ。俺か?ソラか?」
ディ「もちろん、ソラの半分に。」
ロ「・・・。」
ディ「お前は闇の住人。私にとって必要なのは、光の世界を飛び回ってXIII機関を倒す人間なのだ。」
ロ「あんたは何者なんだ。」
ディ「私は世界のしもべ。」
はははとわらうディズ 。
ディ「わたしがしもべなら、お前は道具のようなものかと思ってな。」
ロ「それは、冗談のつもりなのか?・・・つまらないんだよ!」
ディズ を攻撃するが、それは当たらなかった。
ディ「悪いな。これはデータで作ったわたしの分身だ。」
ロクサスがなんど攻撃しても当たらない。
ロ「あんたが憎くてたまらない。」
ディ「その憎しみ、ソラに分けてやれ。あいつは少々人がよすぎる。」
ロ「いやだ!!」
マリンのセリフが思い浮かぶ。
ロ「俺の心は俺のものだ!」
すると、大きな機械が開き出す。
その中にはソラが眠っていた。
ロ「ソラ・・・。」
ロクサスはキーブレードを降ろし、ソラに近づく。
ロ「羨ましいよ・・・。俺の夏休み、終わっちゃった。」
マリンは涙を流した。
リクは静かにマリンの肩に手を乗せる。
マ「・・・こうするしかなかったんだよね。」
リ「・・・。」
マ「私たち・・・悪いことしてるんじゃないかな。」
リ「ソラを信じて。」
マ「え。」
リ「ロクサスに言ってただろ。ソラを信じてって。」
マ「・・・。」
リ「あいつなら、ロクサスを助ける方法を必ず見つけ出す・・・俺も協力する。」
マ「リク・・・。」
リ「だから、見つけよう。みんなが幸せになる方法。」
マ「・・・うん。」
マリンは涙を拭いた。
ソラ、ドナルド、グーフィー。
3人は目を覚ました。