リク夢小説★KH3まで完結★

□決心
1ページ/6ページ

しばらくすると、船にソラ達がやってきたと知らせが入った。

ドナルドとグーフィは捕まえたようだ。

マ「リク・・・ソラを見たら闇が大きくなるかもしれない。」

リ「・・・。」

マ「でも、闇に負けたらダメ。」

リ「・・・わかった。」

すると、目の前にソラが現れる。

マリンの言う通り、心に闇が襲ってきた。

しかし、今はマリンが横にいてくれる。

そう思うと闇が消えていくような気がした。

ソ「リク!マリン!」

リ「・・・何しにきたんだ。」

ソ「何しにって、そっちがぶつかってきたんだろ!」

そう言って周りをキョロキョロする。

ソ「ドナルドとグーフィはどうしたんだ?」

その言葉に再び闇が襲いかかる。

リクは左手をぎゅっと握った。

その拳を右手で包み込むマリン。

リクはマリンを見る。

マリンのまっすぐな瞳をみて再び落ち着いた。

マ「ドナルドとグーフィなら無事だよ。」

ソ「そっか。なら良かった。」

マ「その・・・この間はごめんね。」

ソ「そんな事いいよ!マリンが何かおかしいなって思ってたし、元に戻ったなら良かった!」

リ「・・・ソラ。俺たちはカイリを見つけた。」

ソ「本当か!?」

リ「・・・あぁ。」

ソ「ありがとう。リク、マリン。その・・・会わせてくれないか?カイリに。」

リ「・・・カイリは。」

するとそこにフック船長が現れる。

フ「おっと、話はそこまでだ!」

そう言ってソラをドナルド達がいる牢屋へと落とす。

マ「ソラ!」

リ「勝手なことをするな!」

フ「勝手なこと?この船は俺の船だぞ!」

声を荒げる。

フ「お前らがマレフィセントのお気に入りだと思って何も言わなかったが、もう限界だ!!これからは俺の指示に従ってもらうぞ!!」

リ「くっ・・・。」

フック船長は怒りながら部屋に入っていった。

マ「今は言うこと聞いておいた方がいいかもね。」

リ「・・・そうだな。」

ソラ達が囚われてる今、2人はフック船長の言うことを聞くことにした。

リ「その・・・さっきは、ありがとう。」

マ「ううん・・・私も助けてもらったから。」

そう言うマリンに微笑むリク。

リ「とりあえず、ウェンディだけでも開放してもらおう。彼女はプリンセスじゃないんだ。」

マ「うん。そうだね。」

2人はフック船長の後を追った。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ