リク夢小説★KH3まで完結★
□心の奥
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黒い空間進んでいくと、今度は違う場所へとついた。
マ「今度はどこ？」
目の前には大きな城が立っていた。
そこはハートレスがとても多かった。
マ「なんだか疲れたな。」
多くのハートレスに疲れ、キーブレードをしまってしまう。
大量のハートレスに襲われるマリン。
マ（別に私が死んだって、誰も悲しまない・・・リクだってそう。カイリの事で頭がいっぱいだから。）
すると、マリンを襲っていたハートレスが次々消されていく。
リ「何やってるんだよ！！」
マ「リク・・・。」
必死にハートレスを消していくリク。
しかし、あまりの多さに悪戦苦闘する。
そんな中、リクの背後から襲うハートレス。
それを、キーブレードで消し去るマリン。
リ「マリン・・・。」
マ「助けてくれて・・・ありがとう。」
リ「いや、俺こそありがとう。」
そう言って武器をしまう。
リ「会えてよかったよ、マリン。」
するとそこに背の大きい杖をついた女が現れる。
「それは、キーブレード！何故お前が・・・。」
マ「・・・何。」
「素晴らしい・・・リクの知り合いかい？」
リ「あぁ。」
「そうかい・・・私はマレフィセント。名前は？」
マ「・・・マリン。」
マレ「マリン・・・。そのキーブレードはね、すごい力を持っているんだよ。」
マ「・・・。」
マレ「それなのに、マリンからは何の力も感じないねぇ。それじゃあ、本来のキーブレードの力は出ない。」
マ「だから？」
マレ「ふふ。本当のお前を知りたくはないかい？本当の力を。」
マ「別に、興味ない。」
マレ「そうかい。まぁ、リクとゆっくり話す事だね。」
そう言って消えていく。
リ「・・・俺は今、マレフィセントの元で過ごしている。」
マ「・・・。」
リ「もちろん、ソラとカイリとマリンを探すためだ。用が済んだら離れるさ。」
マ「・・・ソラとは会ったよ。」
リ「本当か！？あいつ無事だったんだな！」
嬉しそうに返事をするリク。
リ「カイリは？カイリは居なかったか！？」
マリンは首を振る。
リ「そうか。」
マ「・・・きっと見つかる。」
リ「・・・そうだな。」
しばらく沈黙が続く。
リ「・・・なぁ。少し話さないか？」
そう言ってリクは城の中へ入っていく。
それについていった。