桐生夢小説 その後 番外編

□シェンムー&龍が如くコラボ小説
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はじまり〜芭月side〜


ジ「おい!いつまで寝てんだぃ!いい加減に起きな!」

レ「・・・っち。うるせーな。」

ジ「まったく。涼なんて、とっくに起きて・・・ほら。」

ジョイが指差す方を見ると、一人で木に向かって修行をしていた。

レ「・・・真面目野郎に付き合ってられっか。」

涼はタオルで顔を拭き戻ってくる。

涼「やっと起きたのか。」

レ「うるせー。俺は起きたい時に起きるんだ。」

涼「それで、ジョイは何しに来たんだ?」

ジ「あぁ、そうだ。あんたの事を探してる奴らがいてさ。」

涼「俺を?どんなやつだ。」

ジ「スーツを着た男達数人で、あんたの写真を持ってた。今はあんまり遠くまで行かないほうがいいかもね。」

涼「そうか・・・ありがとう。」

涼は着替えて外に出る準備をする。

ジ「藍帝の事調べにいくんだろ?私も暇だから付き合ってやるよ!」

涼「俺の事誰かが探してるんだろ?一緒に行動しないほうがいい。」

ジ「大丈夫だって!それに、今日知り合いの店がランチご馳走してくれるんだ!あんたも一緒にどうだい?」

レ「おっ!俺もいくぞ!」

ジ「食いたいなら涼に協力しな。」

レ「・・・ちっ!仕方ねーな。飯のために協力してやるよ。」

涼「・・・わかった、悪いな。」

ジ「よし!じゃあ決まりだな!」

3人は周りに注意しつつも藍帝の情報を集めに街へと出て行った。









「この日本人を知らないか?」

「いやぁ、知りませんねぇ。」

涼のことを聞き込みする人。

するとそこに涼が来てしまった。




「本当に香港にいるのか?」

「さぁな。」

「こいつを日本におびき寄せれば、大金がもらえるんだぞ。なんとかして見つけないと。」

まだ涼に気がついていない。








ジ「あっ!涼!!ここにいたのか。」

涼「あぁ、ジョイか。」

ジ「そろそろランチの時間だ。店まで案内するよ!」

涼「あぁ、悪いな。そういえば、レンは?」

ジ「レンは先に店に行ってるってさ。まったく、がめつい奴だよ。さぁ、私たちも行こう!」

涼はジョイに連れられ、お店へと向かった。









「おい、あいつ。」

一人が涼に気がつく。

「隣にいる女・・・昨日話した奴だよな。」

「っち、知り合いだったのか。」

小さな声で離す。

「よし、あの女を使おう。」

「おびき寄せる方法も見たかったな。」

「これで日本に帰れる。」
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