土方夢小説

□素直な気持ち
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沖「ごちそう様。」

琴「はーい!また来てくださいね!」

亜「最近沖田さんよく来てくれますね!」

琴「ねっ!」

ニコニコ洗い物をする琴。






沖田は屯所に帰っても機嫌が良かった。

山「沖田さん、今日もご機嫌ですね!」

沖「あ?そうか?」

山「最近どこか行ってるんですか?まさか、女のとことか?」

沖「女ねぇ・・・。」

琴を思い浮かべる沖田。

沖「・・・そうだったらいいけどな。」

そんな2人の後ろでタバコを吸う土方。

土方も琴の店に向かった。





琴「あ!いらっしゃい!」

土「カレーライスな。」

琴「はーい!」

するとそこに銀時もやってくる。

銀「あーあー、鬼の副長さんと一緒になりたくなくてこの時間に来たのに。なんなの?俺のストーカーなの?」

土「うるせぇな!嫌なら出て行け!」

琴「まぁまぁ、ほら座って。」

ため息をついて席に座る。

銀「宇治金時パフェね。」

琴「はいはい。」

静まり返る店。

土「おい。」

銀「あ?」

土「・・・。」

銀「なんだよ・・・話しかけましたよね?ピンポンダッシュならぬ、おいダッシュですか?」

土「うるせぇな、今から話すんだよ!」

しかし、なかなか話そうとしない土方。

そうこうしてると、カレーライスとマヨネーズがでてきた。

琴「はい!宇治金時パフェね!」

銀「あぁ・・・。」

チラリと土方をみてパフェを食べ始める。

琴「そういば、さっき沖田さんが来てましたよ!」

土「・・・らしいな。」

銀「あいつ最近よく来るな。」

亜「あれれ?銀さんヤキモチですか?」

銀「う、うるせぇな!そんなんじゃねぇよ!」

琴「ははは!2人にも感謝してるって!いつも食べに来てくれてありがとうございます。」

土「べ、べつに・・・食いたいから来てるだけで。」

亜「もう。2人とも店長にもう少し素直になったらどうですか!沖田さんはいつも素直にお礼言ってますよ!」

琴「い、いいのよ亜紀ちゃん。」

亜「良くないです!ツンデレな男はモテるなんて何年まえの設定引きずってるのか知らないけど、店長にさっさとこくは」

そういう亜紀の口をふさぐ2人。

銀「なに?腹減ったの?ほら特別に俺のパフェやるよ!?」

土「その前に食事だよね?俺が奢ってやるよほら何がいい!?」

琴「亜紀ちゃんに何するの!」

2人を殴り飛ばす琴。

亜「て、店長つよーい。」

琴「はっ!!ご、ごめんなさい2人とも!」

銀「い、いいって俺たちが悪かったから。」

土「そ、そうそう。俺たちが悪かったから。」

そう言って2人はお代を払い店を出ていった。




銀「で、話ってなんだよ。」

土「・・・。」

ダンマリする土方。

銀「・・・テメェのとこのドS君のことか?」

土「・・・あぁ。」

銀「・・・まぁ、最近琴の店に出入りするようになったからな、もしかしてと思ったが・・・てか、なんなの?月9だっけ?銀魂って月9だっけ!?」

土「知らねーよ!」

銀「とにかくそういう事なら、俺今から琴にちょっと言ってくるわ。」

そういう銀時を止める土方。

土「何先に言おうとしてんの!?俺たち仲間だよね?裏切りとかないよね?!」

銀「裏切りってなんですか?俺たちいつ組んだっけ?仲良しだっけ?」

土「そうじゃねえけど・・・ほらその、アニメでよくあんだろ!敵だと思ってたやつが後々仲間になるみたいな!ベジータ的な!」

銀「まぁ、確かにベジータは仲間になったっちゃなったけど、悟空に敵意むき出しだからね!いつ裏切ってもおかしくないからね!そもそもあいつはお前の事・・・。」

途中で止める銀時。

銀「あーもうやめやめ!!パチンコ行ってくるわ。」

頭をポリポリかいて歩いていった。
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