土方夢小説

□銀時と土方
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銀「よう。」

琴「あ、いらっしゃい!トラックに跳ねられたって聞いたけど平気そうね!」

銀「あ、あぁ。」

そこに土方もやってくる。

土「琴〜腹減った。何か食わせてくれ。」

琴「はーい!ちょっと待っててくださいねー!」

銀時に宇治金時パフェ。

土方にカレーライスとマヨネーズを渡す。

銀「あ?」

琴「あれ?宇治金時パフェじゃないの?」

銀「おれがいつ宇治金時パフェなんて食ったんだよ。カレーライスにマヨネーズだろ。」

琴「え?」

土「おい。おれにマヨネーズ出してどうするんだよ。最近物忘れ激しいんじゃないのアラサーさん。」

そう言う土方を殴り飛ばす琴。

土「いてて。」

そう言って目を開けるとカウンターに座る銀時が目に入る。

土「え。」

銀「お、お前。」

琴「ん?」

土&銀「どういうことだぁぁぁ!!」

琴「な、なに?」

銀「ちょ、ちょっと来い!!」

土方を引きずって店を出て行ってしまった。

琴「・・・どうしたのかしら。」









土&銀「俺の体返せ〜!!」

どうやら事故の影響で入れ替わってしまったらしい。

土「警察が人の体に不法侵入していいのか!?こら!」

銀「人の体に空き巣に入ったのはてめえだろうが!現行犯逮捕だこら!」

わーわー喧嘩するが、言い合いしたところで元には戻らない。

とりあえず何があったかを思い出す2人。

銀「夢を見た。あのときトラックにはねられた俺たちの体が下に見えた。」

土「はあ?」

銀「嫌な予感がした。早く戻らなければ取り返しのつかないことになる。直感的にそう思った。」

土方(銀時)はゴクリと唾を飲む。

銀「そのとき背後から妙な毛玉がとんでもない勢いで飛んでくるのに気づいた。」

土「ねぇひょっとしてそれ俺!?なんで毛生えてんの!?」

銀「俺は毛玉とぶつかってお前の体に。毛玉はぶつかった衝撃で2つに割れ半分は俺の体に、もう半分は猫の死骸のケツの穴に吸い込まれていった。」

土「どういうことだ!?大丈夫なの!?毛玉大丈夫なの!?」

銀「奇跡的に五体は無傷だったが魂は外に飛び出して入れ違いの体に入ってしまった、という夢を見た。」

おそらく夢ではない。

そう2人は感じた。

とりあえず、原因がわかるまで2人はお互いとして過ごすことにした。
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