土方夢小説

□宝くじ
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土「うおおお!!」

土方は銀時を連れて街を走り抜けていた。

銀「いててて!!なんだよ!なんなんだよ!!」

土「お前!!タバコ屋のババアとの会話誰かに聞かれやがったなぁ!!」

銀「はぁ!?なんの話ししてるんだよ!!」

琴「あら?土方さんに銀時くん。」

それに気づいた琴は駆け寄る。

琴「こんにちわー!」

銀「お、おい!こいつを止めてくれぇー!」

土「何でこんなところにお前が!!」

そう言って止まり刀を抜く土方。

琴「ど、どうしたんですか?」

土「サウザーが何でこんなところに居るんだぁあ!!」

琴「誰がサウザーだぁ!!」

木刀で土方を突き飛ばす。

土「ぐええぇ!」

地面に倒れる土方。

琴「あ・・・ご、ごめんなさい!」

銀「・・・ねぇ。怒ると記憶なくなっちゃうの?頭がYouはShockなの?」

琴「い、いや。どうせならユリアが良かったなって・・・。」

ガバリと起きる土方。

土「す、すみませでしたユリアさん。じゃあ、僕宝くじを・・・あ。」

銀「ん?宝くじってなに?お前まさか当たったの?」

琴「え!本当ですか!!すごーい!!」

土「な、なわけねぇだろ!!」

銀「そうだ!!さっき銀行に行ってくるって言ってたよね?何しに行くんだ?ん?」

土「わかったわかった!!チョコレートパフェでもなんでも奢るからもう帰ってくれない?」

琴「いくら当たったんだろー!」

土「だから!当たってねーって!!」

そう言って銀行に入るとモヒカン軍団が強盗をしていた。

土「はいはい。もうモヒカン野郎は見飽きたんだよ。どうせお前らも幻覚なんだろ。」

しかし、そのモヒカン男はピストルを土方の頭につける。

銀「土方くん土方くーん!それ、本物のモヒカン。」

土「え。」

琴「モヒカンって私初めて見た。」

銀時達は隅っこにまとめられた。

「騒ぐんじゃねぇぞ。」

琴(ど、どうしよう。こんなに人質いたら動くに動けないし。)

すると、持ち物検査を始めるとモヒカンが言ってきた。

銀「おいおい。銀行強盗した上に、市民から小銭まで取り上げようっていうのか?」

「おい、誰だ今何か言ったやつは!!」

琴「ちょっとぉー。」

銀「あ、この子です。すみません正義感強い子でして。」

そう言って土方の肩を掴む。

土(何言ってんだこいつぅ!!)

「よし、じゃあお前から持ち物全部出せ!」

すると土方は警察手帳を取り出す。

土「これでよかったか?」

「な!け、警察!!」

土「残念ながら、お前らの計画はすでにこちらに漏れていた。外には新撰組がすでに包囲している。もう諦めな。」

土方の焦りようを見て嘘だと気がつく琴。

銀「落ち着け。斬り込みなんてすぐに出来るわけねぇだろ。何故ならお前達には俺たち人質がついてるんだからな。それに、本当に来ているなら最初から斬り込みに来てるはず。だからまだ来てねぇんだ。」

そう言ってモヒカン達に近づく。

銀「でも、本当に警察が来るのも時間の問題。けど、人質をずらずら連れても目立つだけ。なら、1人だけ人質に取っとけばいい。誰がいいかわかるよな?」

「あぁ!!」

「こいつを人質にすれば良いんですね!!」

そう言って土方にピストルを向ける。

銀「そういうこと。じゃあ、後のことは気にしなくていいから、土方くん。」

そう言って一枚の紙を見せて大勢の人質と一緒に銀行を出ようとする。

琴「ちょ、ちょっと待ってよ!土方さんを見捨てるなんて酷いわ!!」

銀「そいつは俺の3億ネコババしようとした・・・あ。」

「おいお前。3億って何のことだ。」

「そいつも捕まえろ!!」

土方と銀時はモヒカンに捕まってしまった。
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