土方夢小説

□伝説のマダム
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琴「あれ?お妙さん何してるんですか?」

ホスト高天原の前で女の子達の呼び込みをしているお妙。

妙「あ!琴ちゃん!飲み代はタダでいいからお酒飲んで行かない?」

琴「え?」

妙「明日は休みでしょ?さあさあ!」

琴「え。ちょ、ちょっと!」

無理やり高天原に入れられる琴。

沖「ようこそ新高天原へ・・・あれ。」

土「ホットでクールなパーティの・・・な、なんでお前が来てんだ!!」

琴「い、いや。お妙さんに・・・呼ばれて。」

真撰組と万事屋は何故だかここでホストをしているようだ。

銀「ご指名ありがとうございます。GINです。」

琴「あの、指名なんてしてないんだけど。」

土「お、おい!ふざけてる場合か!そろそろ来るんだろそのマダムって奴が!」

狂「ま、まぁ、マダムは基本的に僕が接客しますからヘルプは呼びません。9時からお店を貸し切りにしますので。」

妙「え?貸し切りにするんですか?私盛り上げた方がいいと思ってお友達呼んじゃったんですけど。」

するとそこにおかま軍団がやってくる。

西「おい、お妙。今日は全部そっち持ちだって本当だろうね。」

妙「ええ!新装開店記念だからお好きにどうぞ!」

それを聞いたおかま軍団は狂死郎を連れて奥の席に座った。

「きゃー!!狂死郎さまー!」

狂死郎は気絶寸前だ。

琴「た、助けないとダメなんじゃ。」

銀「ふざけんな!あんなモンスター相手にできるかよ!」

銀時は店から逃げ出そうとするが、べろべろになった月詠に投げ返される。

月「夜はこれからだろうがぁぁ!!」

お妙に呼ばれたようだ。

その後もどんどん知った顔がやってくる。

店内は大パニックだ。

西「うるせぇ!!騒ぐにも限度があるだろ!!店に迷惑かけるんじゃねぇ!」

西郷達は皆をまとめ帰らせる。

西「さぁ。静かになったところで飲み直すか!」

一番帰ってほしい西郷、月詠、猿飛、九兵衛が残ってしまった。

するとその時、マダムがやってくる。

マ「マダムが来たと言えばわかると思うのですが。」

しかし、狂死郎はおかま軍団にやられて気絶中。

回復するまで繋がなくてはならない。

そうこう考えてる間に、何だかんだ西郷達にいじられマダムは同じ席に座らされてしまった。

その中平常心なのは琴だけ。

琴「ご、ごめんなさいマダムさん。狂死郎さんなら必ず来ますから・・・お酒でも飲んで待ってませんか?」

マ「・・・そういう事なら。」

マダムはお酒を飲み始める。

それを見た銀時と土方は琴を連れ出す。

琴「な、なに!?」

銀「お前、これ着ろ!」

手に持っているのはスーツだった。

琴「え!な、なんで!」

土「あのモンスター相手に俺たちだけじゃ無理だ!頼む!」

新「これ!カツラありましたよ!!」

銀「おお!でかしたぱっつぁん!」

琴「・・・。」

わいわい盛り上がる女子達。

琴は仕方なく着替えた。
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