土方夢小説
□はじまり
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銀「あー。いててて・・・昨日飲み過ぎた。」
新「あ!銀さん!やっと起きたんですか?もう、昼ですよ。」
神「銀ちゃんの分も朝飯食べといてあげたアル!」
定「ワン!!」
銀「いててて、わかったから大きな声出さないでくれ。」
新「まったく。」
神「ねーねー!銀ちゃん!私、目の前のお店行ってみたいアル!」
銀「あ?目の前に店なんかないだろ。」
新「やだな、忘れちゃったんですか?1週間前に目の前に喫茶店開くからって、手作りのお菓子持ってきてくれたじゃないですか。」
銀「・・・あー。そうだっけ?」
神「あのお菓子美味しかったネ!だからまたあれ食べたい銀ちゃん!」
銀「あー!わかったわかった!!準備するからちょっと待っとけ。」
三人は準備して目の前のお店へと向かう。
「店長、美人だったなー!」
「俺、また来ようかな!」
でてきた客がニコニコして出てくる。
新「評判は良いようですね。」
扉を開けると店員が寄ってくる。
店「いらっしゃいませー!3名様でしょうか?」
銀「ああ。それと店長にこの間の挨拶の礼に来たぞと伝えてくれ。」
店「かしこまりました!」
店員に案内され、メニューを開く。
銀「お!パフェもあるのか!」
神「おお!スパゲッティもホットケーキもあるネ!」
新「メニューが豊富で、お店も綺麗で、なんだか人気が出そうですね!」
銀「まだだぞ新八。メニューがいくら豊富で店が綺麗でも、味がよくなきゃ客は来ねえ。」
すると、三人が座るテーブルに誰かがやってくる。
「いらっしゃいませ!えっと・・・万事屋さん・・・ですよね?」
銀時が顔を上げると、とても美人な女性が立っていた。
銀「・・・あぁ。」
新「この間はごちそうさまでした!」
神「めちゃ美味かったネ!」
「ふふ。ありがとうございます!」
銀「なぁ。」
「はい?」
銀「お前、どっかで会ったことあるか?」
「・・・さぁ。初めてだと思いますけど・・・。」
神「何だよそれ、新手のナンパかよ。」
銀「違うわ!!」
新「あ、そうか。銀さんこの人が挨拶来た時パチンコ行ってましたね。」
「あなたも万事屋さんなんですね?初めまして、琴と申します。えっと、新八くんと神楽ちゃんですよね?」
新「はい!ほら、銀さんも挨拶しないと。」
銀「わかってるつーの!坂田銀時だ、よろしくな。」
琴「坂田・・・銀時さん。」
銀「あ?どうした。」
琴「い、いえ!何でもありません!」
銀「そうか?困ったことがあったら万事屋銀ちゃん!よろしく!」
じゃあ、俺イチゴパフェと皆は注文をする。