真田夢小説（ハム子）★完結★
□幼なじみ
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ピロン！
メールが届いた。
公「ん？真田先輩？」
今日の放課後に大切な用があるから、公子にもついてきて欲しいようだ。
公「なんだろ。」
ゆ「公子ー！はやくー！」
公「あ！うん！」
公子は放課後真田のもとへと向かった。
公「お待たせしました！」
真「来たな。一緒に来てもらいたい場所がある、行くぞ。」
公「はい！」
連れてこられたのは、はがくれのの前だった。
そこには不良から守ってくれた荒垣が立っていた。
荒「いい加減しつけえぞ！！」
真「事情が変わった。悪いが今日はノーと言わせる気はない。」
荒「あぁ？」
真「これわかるな？お前が使ってた召喚器だ。」
公「え？」
真「新しい敵が現れた。俺たちと同じペルソナ使いだ。」
荒「・・・別に、興味ねえな。」
真「話はまだある。天田が俺たちの仲間に入った。」
荒「どういうことだそりゃ！」
真「適性が見つかり、幾月さんが認めた。今のアイツはペルソナ使いだ。」
荒「なんてこった。」
公（なんの話してるんだろう・・・。）
2人の様子を見守ることしかできなかった。
荒「一つだけ聞かせてくれ。仲間になったってのは、アイツの意思か？」
真「あぁ。自分から志願してきた。」
荒「そうか・・・なら、そばに居ねえとな。」
公子をみる荒垣。
荒「お前が現場を仕切ってるやつだな。」
公「は、はい・・・。」
荒「聞いておきたいことがある。お前は、何のために戦ってる。」
公「・・・大事な人を守るためです！」
荒「そうか・・・まぁいい、俺はすべきことをするだけだ。俺の部屋、まだ空いてんのか？」
真「あぁ。」
荒「たっく、桐条といいこいつといい、女じゃねえか。」
真「だからなんだ。女だろうと、こいつは立派に・・・。」
荒「そんなこと言ってんじゃねー、アホ。お前がしっかり守ってやれってんだ、ったく。」
真「そ、そんな事・・・言われなくたって。」
頬を染める真田に首を傾げる荒垣。
荒「とにかくよろしくな。準備が終わったら寮へ向かう。」
公「はい！！よろしくお願いします！」
荒垣はふっと笑い去っていった。