クラウド夢小説★完結★

□古代種
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ナ「・・・あっ!ラナ!」

ティ「・・・えっ!」

ユ「ラナだ!!」

他の場所で待っていた仲間たちはラナを見つけ嬉しそうに近づいてきた。

ティ「よかった・・・心配したのよ!」

ラ「うん・・・ごめんね。」

ティファはバレットに背負われるクラウドに気がつく。

ティ「えっ・・・クラウド、どうしたの?!」

バ「・・・黒マテリアはセフィロスの手に渡った。」

ティ「え!?」

ユ「どうして!」

ラ「・・・。」

エ「・・・とりあえずクラウドが安静にできるところに行かない?」

ナ「ここからならゴンガガ村がいいんじゃないかな?」

ラナ達はゴンガガ村へと急いだ。

クラウドをベッドに寝かせ、ラナ達は何があったか話した。

ティ「・・・クラウドが・・・。」

バ「俺たちも止めようとしたんだ・・・けど。」

ラ「ごめん・・・。」

ユ「・・・謝る事じゃないって!また取り返せばいーじゃん!」

ナ「ユフィの割には良いこと言ったね。」

ユ「割には余計!」

ラ「そういえば、そっちの2人は誰?」

「お!俺か?俺の名前はシドっつーんだ!神羅カンパニーのロケットにパイロットとして乗るはずだったんだけどよ・・・まぁ色々あって、クラウド達と一緒に行くことになったんだ!」

ラ「そうなんだ!私は、元ソルジャーのラナよ!よろしく!」

シ「おうよ!」

シドとラナはガッチリ握手をした。

ラ「で・・・そっちの赤マントさんは?」

「・・・私の名前はヴィンセント。元タークスだ。」

ラ「え?こんな人いたかなぁ。」

「お前が神羅に入る随分前だからな。知らないのも無理はない。」

ラ「そっか。よろしく、ヴィンセント。」

ラナは周りをキョロキョロする。

バ「どうした。」

ラ「・・・エアリスは?」

ティ「え?」

シ「ユフィの隣にいただろ?」

ユ「えっ・・・さっき、ちょっと外の空気吸ってくるって行っちゃったけど。」

ケ「僕も見ました!すぐ帰ってくるからって言ってましたけど。」

しかし、外を探してもエアリスの姿はなかった。

ラ「エアリスどこに行っちゃったの・・・。」

ラナが宿屋へ戻ると、クラウドが急に苦しみだした。

ラ「クラウド!」

ク「うあぁぁ・・・。」

ラ「クラウドしっかり!」

ク「エアリス・・・。」

ラ「え?」

そこにティファとバレットも帰ってきた。

ティ「駄目・・・どこを探しても見当たらないわ。」

バ「くそ!また、タークスの野郎に・・・。」

するとクラウドはより苦しみだす。

ティ「何があったの?!」

ラ「わからない・・・急に苦しみ出して。」

バ「おい!しっかりしろ!」

クラウドは大量の汗をかいている。

ラ「クラウド!」

その声にハッと目を開けるクラウド。

ティ「よかった・・・。」

ク「うあ・・・ここは?」

ラ「ここはゴンガガ村よ。」

バ「随分うなされてたな。調子はどうだ?」

ク「・・・良くはないな。」

バ「そうか。でもよ、そうも言ってられねぇぜ。」

ク「え?」

ティ「あのねクラウド。エアリスがいなくなっちゃったの。今、みんなで探してる。」

ク「・・・古代種の都。エアリスはそこに向かっている。メテオを防ぐ手段があるらしいんだ。」

バ「エアリスが1人で!?なんだって1人で行っちまうんだよ!俺たちも行くぞ!」

ク「メテオを防ぐことができるのは古代種・・・エアリスだけだ。」

ティ「それならなおさらよ。エアリスにもしもの事があったらどうするの?セフィロスが気づいたら大変よ!」

ク「セフィロスは・・・もう知っている。」

ラ「なら行こうよ。大丈夫・・・私がそばにいるから。」

クラウドはラナの怪我を見る。

ク「いやだ・・・俺、またおかしくなるかもしれない。セフィロスがそばに来ると俺はまた・・・。」

クラウドは頭を抱えてしまう。
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