クラウド夢小説★完結★
□愛
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『おかしくないか?』
ク『何が?』
『エアリスに会ったのはつい最近だろ?』
ク『・・・でも、ラナとエアリスについて話をしたのは覚えてる。』
『それ、本当にお前か?』
ク『え?』
・・ウド。
・・・ラウド。
ラ「クラウド!」
ク「う・・・どこだここは。」
ラ「よかった。」
ケ「ここは砂漠の監獄、コレルプリズン。流砂にかこまれた自然の監獄や。一度入ったら出ることはかなわんって聞いてます。」
ラ「えー、ずっとここで暮らすのー。」
ケ「けどたしか、なんか特例があったような・・・。」
ク「特例?」
ラ「・・・あ!バレット!」
ク「何?」
ラナが指差す先にはバレットが立っていた。
ク「バレット・・・あんたまさか本当に。」
ラ「そんなわけないでしょ!ね?バレット。」
バ「来るな!これは俺の・・・俺がカタをつけなくちゃならねぇ事なんだ!ほっといてくれ・・・。」
そう言って走り去っていった。
ラ「あ!待って!」
ラナはバレットを追いかけるがモンスターに邪魔をされ見失ってしまった。
バレットを探していると、男に話しかけられた。
「お前ら新入りか?なら、コーツ様に挨拶しておくんだな。」
ラ「この中にいるの?」
「あぁ。」
ク「・・・とりあえず行ってみるか。」
中に入るとコーツという男が立っていた。
コ「見ねえ顔だな。ん?上へ行きたいのか?」
ク「あぁ。」
コ「おめえここがわかってねえな。ここはゴールドソーサーのゴミ捨て場。てめえらもクズなんだよ。」
ラ「クズでもなんでもいいけどさぁ、上に行く方法教えてよー。」
コ「・・・ふっ、面白いねーちゃんだな。よし、教えてやる。シャバへ戻りてえならチョコボレースで優勝するしかねぇんだ。」
ク「ゴールドソーサーのチョコボレースか?」
コ「そうだ。だが、新顔が出られるほど甘かねぇ。」
ラ「そこをなんとか!」
コ「・・・ボスの許可さえもらえれば話は別だ。廃車置き場の奥にいる。」
ラ「じゃあ、バレットも連れてボスのところに行こう!」
ク「あぁ。」
ケ「えっ!あの人も連れて行くんですかぁ?怖いわ〜。」
クラウド達がバレットを探していると一軒の家が見えてくる。
ク「入れそうだな。」
中に入り色々見ているとバレットが入ってきた。
バ「来るなと言ったじゃねえか!」
ラ「仲間を置いていけるわけないでしょ!」
バ「ちっ・・・。」
バレットは銃を構える。
ケ「ちょ、ちょっとタンマ!話しましょ!な?話せばわかるって!」
しかしバレットは銃を撃った。
倒れたのは後ろに隠れていた人間だ。
バ「お前達を巻き込みたくなかった。」
ラ「・・・バレット、クラウドと一緒にいて変なところ似ちゃったんじゃないの?」
バ「あ?」
ラ「カッコつけてさ『危険だ、巻き込むわけにはいかない・・・。』ってよく言うじゃない!」
ク「変なところって・・・。」
ラ「私たちは仲間なんだから、巻き込むとか巻き込まないとかそんな事考えなくたっていいんだよ!」
すると扉が開きティファ達がやってくる。
ティ「そうよ!じゃなきゃこんなところまで追いかけてこないわ。」
バ「ティファ・・・みんな。」
レッ「闘技場の事件は片腕が銃の男の仕業だと聞いた。あんたか?」
バ「・・・もう1人いるんだ。片腕に銃を持つ男。」
バレットは話し出した。