クラウド夢小説★完結★

□ゴールドソーサー
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バ「かー!暑いなここはー!」

ク「小休憩の後、出発するぞ。あまり遠くへはいくな。」

ラ「はーい。」

ラナは近くのBARに入り冷たいお酒を飲む。

ラ「プハーっ!!キンキンだねー!」

「そりゃそうよ!キンキンに冷えてた方がうまいだろ?」

ラ「うんうん!マスターもう一杯!」

「ねーちゃんいける口だねぇ!ほらよ!」

グビグビ飲んでいるとクラウドが入ってきた。

ラ「あ!クラウド!クラウドも飲みなよ美味しいよー!」

クラウドはラナの隣に座った。

ク「・・・あんまり飲みすぎるなよ?」

ラ「大丈夫大丈夫!マスター!彼にも同じのちょうだい!」

「はいよ!」

クラウドは出てきたドリンクをぐびっと飲む。

ク「・・・うまいな。」

ラ「でしょ!全部終わったらまた飲みに来ようよ!」

ク「そうだな。」

その返事に嬉しそうなラナ。

ク「・・・なぁ、ラナ。」

ラ「ん?なに?」

ク「・・・そのピアス・・・似合ってるな。」

ラ「え?・・・ありがとう。」

ク「・・・。」

ラ「・・・これ、昔レノにもらったんだ。」

ク「え?」

ラ「私が任務に追われて買い物に行けないー!って言ったら、これならやるって無理やり穴開けられてさ!」

ク「・・・それは痛いな。」

ラ「でしょー!本当信じられない!」

ク「・・・。」

ラ「でも、なんでなくしちゃったんだろう。」

ク「・・・今度・・・。」

ラ「ん?」

ク「・・・俺も今度・・・ラナに何か買ってやる。」

ラ「えっ。」

クラウドはグビッとお酒を飲み干す。

ク「ごちそうさま。」

クラウドはお金を置いてBARを出ていった。

クラウドが海岸へ向かうと、エアリスとティファとバレットが立っていた。

ク「どうした。」

ティ「あれ見て!」

ティファが指差す先には、女の子達に囲まれて寝そべる宝条がいた。

ク「宝条・・・。」

ティ「ねぇ、話つけてきてよ。」

クラウドは宝条の前に立つ。

「あら!何か御用?」

前の女性が反応する。

ク「そいつは宝条か?」

「・・・そうよぅ、博士なのよぅー。博士お客さんよぅ〜。」

宝「今忙しい。」

「だって。残念でしたー。」

宝「いや、待ちたまえ。君は確か・・・私の記憶にある。」

宝条はゆっくり起き上がる。

宝「そうそう思い出したよ。久しぶりだなクラウドくん。たまにはこういうのもいいものだね。」

ク「何をしている。」

宝「見ての通り日光浴だ。」

ク「真面目に答えろ!」

宝「ふん。私の目的は君と同じだと思うが。」

ク「セフィロスか?」

宝「君たちは会えたのか?そうか・・・ふむふむ。」

宝条は立ち上がり何かを考える。

ク「なんだ?」

宝「いや、ちょっとした仮説を思いついたのだが、君は何かに呼ばれているという感じがした事はないかな?」

ク「俺はセフィロスがいる場所ならどこへでも行く!アイツを倒すために!決着をつけるためにな!」

宝「なるほど、これはいけるかもしれないな。」

宝条は周りをキョロキョロする。

ク「どうした。」

宝「クラス1stは一緒じゃないのかね?」

ク「・・・ラナの事を言っているのか。」

宝「そうそう、そんな名前だったな。」

そんな話をしているとラナがやってきた。
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