クラウド夢小説★完結★

□約束の地
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ラ「うっ。」  

ラナが目を覚ます。

ラ「・・・ひどい臭い・・・下水?」

周りを見渡すとクラウド達が倒れていた。

ラ「起きて!クラウド!」

ク「うっ・・・ここは?」

ラ「下水みたい。ティファ達も起こさないと。」

ク「あぁ。」

2人を起こす。

すると奥の方から鳴き声後聞こえた。

ラ「嫌な予感。」

そこに現れたのはとても大きなモンスターだった。

エ「うわっ!」

ティ「やるしかないのね。」

ク「行くぞ。」

4人は力を合わせてなんとか倒した。

エ「何だったの?」

ク「コルネオが飼ってるのかもな。」

ティ「さぁ!急ぎましょう!」

4人は地下を出て列車墓場も抜ける。

柱の方へ急いで走ると、すでにアバランチが戦っているようだ。

ラ「早く行こう!」

ティ「うん!」

ドカン!!

後ろの方から大きな音が聞こえる。

ティ「・・・ウェッジ?」

なんと最上階からウェッジが落ちてきたのだ。

ク「大丈夫か!?ウェッジ!!」

ウ「クラウドさん・・・俺の名前、覚えてくれてたっすね。」

ラ「ダメよ!今は喋らないで!」

ウ「ラナさん・・・元気になってよかったっす・・・。」

ラナはウェッジの手を握る。

ウ「バレットさんが・・・上で戦ってるっす。手を貸してやって・・・。迷惑かけて・・・すみませんっす。」

そう言って気を失ってしまった。

ク「・・・上に登るぞ!エアリス、ウェッジを頼む!」

エ「うん!」

ティ「エアリス!この近くにあるセブンスヘブンってお店にマリンっていう小さな女の子がいるの!」

エ「わかった!その子を安全な場所へ、ね?」

ティ「お願い!」

クラウドとティファとラナは急いで階段を登った。

バ「ティファ!クラウド!ラナ!きてくれたのか!気を付けろ!奴らヘリで襲ってきやがる!」

すると後ろからヘリがやってきた。

そして1人の男が降りてきて支柱についた機械をいじる。

「遅かった、と。このスイッチを押すと・・・はいおしまい。作業終了っと。」

ラ「あぁ・・・。」

ラナは後退りをする。

ティ「解除しなくちゃ!!」

「そういう訳にはいかないぞ、と。タークスのレノ様の邪魔は誰にもさせないぞっと。」

ラ「レノ・・・タークス・・・。」

そんなラナを見るレノ。

レ「久しぶりだなラナ。元気にしてたか、と。」

ラ「うっ、あぁ・・・。」

ク「ラナ?」

レ「まっ、いいや。とにかくここは触らせないぞっと。」

レノは戦闘態勢に入った。

ラナは頭を抱え動けそうにない。

ク「俺たちだけで行くぞ!」

バ「おう!」













レ『ようやく見つけたぞっと。』

ラ『・・・レノ。』

レ「・・・。』

ラ『お願い・・・あの2人は・・・見逃して。私なら・・・あいつのところに・・・戻るから・・・だから。』

レ『・・・ザーーは・・・。』

ラ『・・・っえ?』









ラ「・・・くっ。」

レノは時間が来たのかヘリに逃げ込んだ。

ティ「クラウド!止め方がわからない!」

ク「・・・ただの時限爆弾じゃない。」

するとヘリコプターが近くを飛ぶ。

1人の男が話し出した。

「その通り。それを操作するのは難しい。どこかのバカ者が勝手に触れると困るからな。」

ラ「あぁ・・・。」

ティ「お願い止めて!」

「緊急用プレート解放システムの設定と解除は神羅役員会の決定なしではできないのだ。」

ラ「うぅっ!」

その男を見たラナは頭痛が増した。

ク「ラナ!」

それに気がついたクラウドはラナによりそう。

ク「しっかりしろ!大丈夫か?」

「・・・ふっ・・攻撃をしようと思うなよ。大事なゲストが怪我をしてしまうからな。」

そういうと男はエアリスを見せる。

ティ「エアリス!」

「最後に会えてよかったな。私に感謝してくれ。」

ク「エアリスをどうする気だ。」

「さぁな。我々タークスに与えられた命令は古代種の生き残りを捕まえろということだけだ。」

ラ「古代種・・・。」

エ「ティファ、大丈夫だから!あの子、大丈夫だから!!」

勝手に話すエアリスの頬を叩く男。

ティ「エアリス!」

エ「だから早く逃げて!」

「そろそろ始まるぞ、逃げ切れるかな?」

そういうとヘリは飛び立ってしまった。
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