クラウド夢小説★完結★

□コルネオ
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エアリスに案内をしてもらうクラウド。

エ「この奥に7番街へのゲートがあるの。」

ク「わかった。じゃあ、ここで別れようか。1人で帰れるか?」

エ「いやーん!帰れなーい!って言ったらどうするの?」

ク「・・・家まで送る。」

エ「それってなんかおかしくない?」

ク「・・・そうだな。」

エ「ねぇ、ちょっと休憩しない?」

そういうとエアリスは滑り台の上に登って行った。

クラウドもあとを追う。

エ「あなたクラスは?」

ク「クラス?」

エ「ソルジャーのクラス。」

ク「あぁ・・・俺は・・・クラス1stだ。」

エ「ふーん、同じだ。」

ク「え?」

エ「初めて好きになった人もクラス1stなんだ。」

ク「・・・付き合ってた?」

エ「ううん、そんなんじゃないの。ちょっといいなって思ってた。」

ク「もしかしたら知ってるかもしれないな。そいつの名前は?」

エ「もう、いいの。」

すると後ろにある大きな扉が開く。

チョコボの馬車に揺られる女性が目に入った。

ク「・・・ティファ?」

エ「何な様子が変だったね。」

するとエアリスは滑り台から飛び降り、ティファを追いかけた。

ク「おい!待て!」

クラウドもあとを追った。










ラ「ほらそこ!!サボるな!」

「腹筋1000回なんて無理っすー!」

ラ「無理って言うから無理なのよ!」

厳しく男たちを指導していくラナ。

ジ「ちょっと、なんの用よ!」

「男女には用はねぇ。中のねーちゃんに用があるのさ。」

ジ「誰が男女だ!!」

外が騒がしいので外に出るラナ。

ラ「何の用?」

「おお。噂通りだな。」

ラ「何言ってんの。」

「お前にはコルネオ様のところに来てもらう。」

ラ「コルネオ?」

その名前に反応するジーナン。

ジ「コルネオ・・・ダメよ!ラナは渡さないんだから!」

ラ「コルネオって何?」

ジ「コルネオはそこの大きな建物に住む変態野郎よ!」

ラ「変態?」

ジ「毎晩毎晩女の子を探して、一夜を共にしようとする変態オヤジなの!」

ラ「うぇー気持ち悪ーい。」

「おい!お前ら!言わせておけば!!」

ラ「やだー!絶対行きたくなーい!」

「ふっ。お前に断る権利はない。」

ラ「何でよ!」

「このジムずいぶん古いよなぁ。火なんて放てばすぐに燃えちまいそうだぜ。なぁ?」

「燃えかすっすね!!」

「あはは!!」

大きな声で笑う男たち。

「そんな事はさせないっすよ!!」

ジムの男たちが出てくる。

「特訓の成果の見せ所っす!!」

ジ「あんた達・・・。」

ラ「だってさ。どうする?大人しく帰れば見逃してあげてもいいけど。」

「ふっ、あはははは!」

再び笑い始める男たち。

ラ「何がおかしいのよ!」

「わかってねぇな。俺たちは女を捕まえるためには何だってする。」

ラ「・・・。」

「24時間このジムが守れるか?お前は特別講師なんだろ?」

ラ「くっ。」

「お前がいなくなったあと・・・このジムはどうなるだろうなぁ。」

指をパチンと鳴らすと後ろから大勢の仲間がやってきた。

「たった5人でこのジムを守れるかな?」

ラ「・・・。」

ジ「卑怯者!!」

「男女は黙っとけ!!!」

そう言って銃をこちらに向ける。

ラ「・・・わかったわよ。」

ジ「ラナ・・・。」

ラ「・・・可愛いドレス着せてくれるんでしょうね?」

「ふっ、好きなのを選ぶといい。」

男たちに連れて行かれるラナ。

ジ「ラナ!!」

ラ「心配しないで!!私なら大丈夫だから!」

ラナは連れて行かれてしまった。
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