ゾロ夢小説
□ローグタウン
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ナ「また値上がりしたの?ちょっと高いんじゃない?あんたんとこ。」
「クーー。」
ナミがカモメの新聞員に文句を言っていた。
つ「これでも安いほうでして、だって。」
ナ「何が安いのよ!今度値上げしたらもう買わないからね!」
「クゥー。」
つ「うう。申し訳ありませんってさ。」
カモメは空へ飛び立つ。
ウ「何を新聞の一部や二部で・・・。」
ナ「毎日買ってるとバカにならないのよ!」
ウ「金集めはもう済んだんだろ?」
ナ「バカ言ってるわ!あの一件が済んだからこそ、今度は私のために稼ぐのよ!ビンボー海賊なんてやだもん!」
ウ「おい、騒ぐな!おれは今、必殺タバスコ星を開発中なのだ!これを目に受けた敵は・・・。」
説明するウソップだったが、急にルフィが飛んできてその薬品を自分の目に浴びてしまう。
ウ「ぎゃいやあああ!!!」
つ「ウ、ウソップ!!」
目から炎を出すウソップに水を持ってくるつぐみ。
ル「なんだよ!いいじゃねえか1個くらい!!」
サ「だめだ!ここはナミさんのみかん畑!!この俺が指一本触れさせねぇ!!ナミさん!恋の警備万全です!!」
ナ「んんっ!ありがと、サンジくん!」
ゾ「いいように使われてんなあいつは・・・。」
ウ「ぎゃいやあああ!!!」
つ「ウソップーーー!」
ウソップの目に水をかけ続けるつぐみ。
そんな騒がしい中、新聞を読むナミ。
ナ「ん?」
ル「チラシ。」
ヒラヒラとチラシが落ちてくる。
ナ「あ。」
ウ「あ・・・。」
つ「あ!!」
ル「あっ!」
ゾ「ぐー。」
サ「お?」
「ああああ!!!」
そのチラシを見たルフィ達は大きな声を出して驚く。
ゾ「うるせぇな。なんだよ。」
ル「見ろよ!ゾロ!俺お尋ね者になったぞ!3000万ベリーだってよ!」
つ「すごーい!!有名人じゃん!!」
ウ「みろ!世界中に俺の姿が!モテモテかも!!」
サ「後頭部じゃねえかよ、自慢になるか!」
ナ「あんた達・・・事の深刻さがわかってないのね。これは命を狙われるってことなのよ!?」
つ「まぁ、ルフィなら大丈夫でしょ!」
ル「そうだ!大丈夫だ!!はっはっは!!」
ナミは深くため息をつく。
ゾ「おい、なんか島が見えるぞ?」
ナ「ローグタウン。始まりと終わりの町。かつてゴールド・ロジャーが生まれ、そして処刑された町。いよいよ、『偉大なる航路』に近づいてきた!」
ル「海賊王が死んだ町・・・。」
ナ「行く?」
ル「おう!!!」
ルフィ達はローグタウンに着き上陸する。