ゾロ夢小説

□仲間
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アーロンパークに着くと、村人が集まっていた。

ゾ「どうした。」

「あいつらが通してくれないんた!」

アーロンパークの入り口を見ると、血を流し門を塞ぐヨサクとジョニーが座っていた。

ジョ「悪いが勝機もねぇあんた達にこの扉は譲れねぇ。」

ヨ「ここへ必ず来るある男達をあっしらは待ってるんでね。」

ル「おい、そこどけ。」

村人が道をあけるとジョニー達の目に麦わら海賊団が映る。

ジョ「ルフィの兄貴!!」

ルフィは拳で門を砕く。

ル「アーロンってのはどいつだ。」

ア「アーロンってのは、俺の名だが。」

するとルフィはアーロンの方へ歩きながら話す。

ル「俺はルフィ。」

ア「そうか、ルフィ。てめぇは何だ。」

ル「海賊。」

すると、途中で他の魚人に止められる。

「おい待てよ。」

「まずは俺たちに話を通してもらわねぇと。」

だが一瞬にしてルフィにやられてしまう。

ア「海賊が、俺に何の用だ。」

ルフィはアーロンの前に立ち思いっきり殴り飛ばす。

「うわあああ!アーロンさん!?」

ル「うちの航海士を、泣かすなよ!!」

ナ「ルフィ・・・。」

「なっちゃん!」

ノ「ナミ!あんたその腕!」

その腕を見た医者がナミの手当てをする。

殴り飛ばされたアーロンの仇をとろうと、仲間達はルフィに一斉に斬りかかる。

サ「雑魚はクソ引っ込んでろ!!」

サンジが蹴りを食らわす。

サ「たっく。おめぇは1人で突っ走りやがって。」

ル「別に俺負けねぇもんよ。」

つ「そういう意味で言ったんじゃないと思うけど。」

ハ「にゅ!!あれがつぐみ!大きくなったなぁ。」

ハチはつぐみを見て感心する。

サ「そうさ、獲物を独り占めにすんなって言ってんだ。」

ル「そうか。」

ウ「俺は別に構わねえぞルフィ!」

ゾ「・・・たいした根性だよお前は・・・。」

ク「つぐみ・・・のこのこ戻ってきやがって。」

チュ「・・・やっぱし、あの緑どっかで見たことあると思ったら海賊狩りのロロノア・ゾロじゃねえか。」

「あの鼻が長い男が・・・生きてる!!」

「死んだはずじゃ・・・。」

ア「海賊か、なるほどてめぇらそういうつながりだったか。つぐみ、まさかお前が海賊になってるとはな!!」

ル「ん?知り合いか?」

つ「まぁね。」

ア「そうか、最初からナミが狙いだったんだな。シャハハハハ!!たった5人の下等種族に何ができる!!」

ハ「アーロンさんが相手をするまでもねぇ!出てこい!巨大なる戦闘員モームよ!!」

プップーと口から音を出すと、海から牛のような巨大なる生物が現れる。

ウ「でたーーー!怪物だぁぁぁ!!」

つ「ん?なんか、ボロボロじゃない?」

モームはこちらを見てビクッとする。

モ「ンモ・・・!」

つ「なんでここに・・・って言ってるけど、ルフィ何かしたの?」

ル「ああ、ここに来る前ちょっとな。」

サ「魚人の仲間だったか。」

モームは黙って海へ帰ろうとする。

ハ「待てモーム!!どこへ行く!!」

モ「モ〜。」

ア「モーム。何やってんだてめぇ。」

そのトーンの低いアーロンの声を聞き止まるモーム。

ア「まぁ、お前が逃げてぇんなら別に引き止めはしねぇが。なぁ、モーム。」

モ「も、も、モォォォォォ!!!」

ウ「きたぁ!!!!」

つぐみ達は戦闘準備に入る。

ル「俺がやる。時間の無駄だ。」

そう言って、足を地面に埋めグルグルと体をねじっていく。

ア「悪魔の実か。」

サ「あんにゃろ、何する気だ?」

ゾ「いい予感はしねぇな。」

ねじり終わると今度はモームのツノを握る。

ウ「に、逃げろ!!」

つ「え?え?」

サ「何!?何すんだ?!」

ゾ「知らねぇ!とりあえず逃げるぞ!!」

ル「ゴムゴムのぉ!!」

「なんだーー!」

モ「モーー!」

ル「風車!!!」

ルフィはモームをグルグルと回し周りの魚人達を次々倒しモームも吹き飛ばす。

ル「俺はこんな奴ら相手にしに来たんじゃねぇ!俺がぶっとばしてぇのは・・・お前だよ!!!」

そう言ってアーロンを指差す。

ア「そいつはちょうど良かった。俺も今、てめぇを殺してやろうと思ってたとこだ。」

その声に、クロオビとチュウ、そしてハチも戦闘準備をする。

ア「だが、その前に。お前を殺してやるよ、つぐみ。」

つ「!!」
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