ゾロ夢小説

□嘘つき
1ページ/16ページ

ル「なおったーー!」

ルフィは直った麦わら帽子を嬉しそうに撫でる。

ナ「応急処置よ。穴を塞いだだけ。」

つ「ナミさんお裁縫上手なんですね。」

ナ「まぁ、簡単なやつだけね。あ!強く突いたりしないでよ?」

ル「いやー!全然わかんねぇよ!ありがとうナミ!」

そう言って帽子を突くルフィ。

案の定穴が開いてしまう。

ナ「人の話を聞け!!!」

そう言って針でおでこを刺す。

つ「ぷぷぷ!!」

ル「針で刺すなよ!!」

わーきゃーわーきゃー騒ぐ2人。

ゾ「うっせえなぁ。昼寝もできないだろ。」

ル「だってナミがよぉ!!」

ナ「あんたが悪いのよ!!」

つ「まぁまぁ。ルフィさんナミさんに謝ってもう一回縫ってもらいましょう。」

ル「むー!」

渋々謝るルフィ。

ナミも渋々縫い直す。

つ「次からは突かないでくださいね?」

ル「・・・わかった!それよりさ。」

つ「ん?」

ル「俺のことはルフィって呼び捨てでいい!俺たちは仲間なんだ!気を使うことないだろ?お前、なんか距離がある感じがするぞ。」

つ「あ。す、すみません。」

ルフィは黙ってつぐみを見つめる。

つ「・・・ごめん。ル、ルフィ。」

するとニッコリ笑うルフィ。

ル「それでいい!」

ゾ「俺もゾロでいい。」

ナ「私も呼び捨てでいいわよ!」

つ「は、はい!」

すると、ゾロがつぐみに問いかける。

ゾ「おいつぐみ。暇だから何か変身してくれよ。なんでもなれるんだろ?」

つ「え?なれます・・・なれるけど。」

ル「そうだ!暇だから猫になってみろよ!」

つ「う、うん。」

そう言って猫になるとつぐみ。

ゾ「おお!猫だ!」

ナ「なに。あんた、男のくせに猫好きなの?」

ゾ「・・・お、男とか関係ないだろ。」

そう言ってつぐみの首元を撫でる。

つ「ニャー!」

ゾ「ふっ。」

ル「じゃあさ!また恐竜になってくれよ!!」

ナ「こんなとこで変身されたら船沈むでしょ!!」

ル「あーそうか。」

ルフィは少し残念そうだ。

つ「じゃあ、プテラノドンならいいでしょ!」

そう言って船の上でジャンプすると、その空中でプテラノドンに変身する。

ゾ「あ。」

ゾロは少し残念そうだ。

ル「おおおお!すげー!!!最中乗せてくれよ!」

つ「いいよ!」

そう言って船の横らへんで飛び続けるつぐみ。

つ「乗って!」

ル「ひゃっほーーーい!」

空高く飛んでご機嫌なルフィ。

ナ「はぁ、能天気ね。」

ゾ「・・・。」

ナ「猫がいなくなって寂しいの?海賊狩りさん。」

ゾ「そ、そんなわけないだろ!」

ナ「はいはい。そういうことにしておくわ。」
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ