アーロン夢小説 ★完結★

□仲間
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リ「ユウナん久しぶり!!」

ユ「リュック・・・なんだよね?何年ぶりだろう。」

ル「あら?知り合いなの?」

ユ「リュックはシド叔父さんの娘さん。」

リ「いとこってとこかな!」

ル「そうなの、世界は狭いわね。」

リ「ユウナん、さっきはごめんね。痛くなかった?それにキミは・・・。」

マ「マリアです!」

リ「マリア、怪我はなかった?」

ユ「あっ!リュックだったんだ。」

ル「どうしてあんな事。」

リ「深いわけがあるんだよ。別に傷つけたくてやったわけじゃないの!本当の本当!」

ユ「リュックがそういうなら、そうなんだね。」

マ「私召喚士じゃないのになぁ。」

リ「え!違うの!?」

ル「全く。何はともあれ、無茶はよくないわね。」

リ「うぬう。」

ドンマイと肩を叩くマリア。

リ「あ!そうだ!私をガードにして欲しいの!!」

ユ「え?」

リ「ユウナんが心配なの!だから、私も連れてって!!」

ユ「どうしよう・・・か。」

ル「アーロンさんに聞いてみましょう。ユウナは来て欲しいのよね?」

ユ「うん!」

リ「じゃあ早速許可もらいに行こう!」

マ「うん!」

四人はアーロンの元へとリュックを連れて行く。

ユ「アーロンさん。リュックを、わたしのガードにしたいんですけど・・・。」

するとアーロンはリュックの前へ立つ。

ア「顔を上げろ。」

リ「え?」

リュックはずっと下を向いていた。

ア「顔を見せろ。」

リ「あ、いいよ。」

ア「目を開けろ。」

リュックは恐る恐る片目を開ける。

ア「やはりな。」

リ「ダ・・・ダメ?」

アルベド族の目はグルグル模様があるという特徴がある。

ア「覚悟はいいのか。」

リ「ったりまえです!というわけで・・・いいんだよね?」

改めて聞くリュック。

ア「ユウナが望むなら。」

ユ「わたしは、ぜひ。」

ワ「う〜ん・・・。」

ワッカはすんなりとガードになったリュックを警戒しているらしい。

テ「リュックは、いい子だよ。オレも世話になったし。」

リュックはうんうんと頷きもっといい事言ってと言うかのような瞳でティーダをみる。

ワ「そうだな、ニギヤカになっていいかもな!」

リ「そうそう!じゃ、あたしはニギヤカ担当ってことで!よろしくお願いしまーす!」

リュックがガードになり、これで仲間全員そろった。

マリアは全員揃うのがとても嬉しいようだ。

ア「おい。先へ行くな。」

マ「あ、はいすみません。」

すると、リュックが話しかけてくる。

リ「ね!ちょっといいかな?」

マ「ん?どうしたの?」

リ「その・・・召喚士だと思っちゃって・・その・・・ごめんね!」

マ「いいのいいの!仕方ないよ。リュックの気持ちもわからなくないし・・・。」

リ「え?私の気持ち?」

マ「あ、いや、なんでもない。」

リ「ふーん。」

リュックの怪しいという視線が痛い。

リ「でも、マリアの事召喚士だと思ってる人が多いと思うよ。」

マ「そうなのかなぁ。」

そうこう話しているとグアドサラムへ着く。

リ「うひゃー、不気味なところ。」

マ「おもーい空気が漂ってるよね。」

ル「それはそうよ。ここには異界があるから。」

マ「あ、そっか。」

すると前からグアド族のトワメルが歩いてくる。
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