アーロン夢小説 ★完結★
□スピラへ
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ジェクトが消えると同時に時が動き出す。
ユウナはキラキラした顔でこちらを見ている。
マ「あ、なんかね。私昔からみんなとは違う能力っていうか・・・そういうのがあって。」
ユ「うんうん。」
マ「それでその能力みたジェクトさんが、将来息子が旅に出ることになったら力を貸してやってくれって・・・これを私に。」
つけた指輪を早速見せる。
ユ「あ!ジェクトさんのマークだ!」
テ「っち。くそオヤジが・・・。」
ティーダは小さな声で言う。
マ「だから、一緒に旅をさせてもらえませんか!?それに、ユウナのことも守りたい・・・ダメ・・・かな?」
ユ「ううん!全然!!私の方こそよろしくお願いします!」
ワ「なんだか一気に賑やかになったな。」
ル「まぁ、旅の間くらい賑やかでもいいじゃない。」
するとルールーがマリアに近づいてくる。
ル「でも、厳しい旅になるわよ?大丈夫?」
マ「はい!!!覚悟はできてます!」
するとルールーはふふっと笑って頭を撫でる。
ル「じゃあ、よろしくね。」
大人の魅力だぁ。そう思うマリアだが二歳しか離れていない事を思い出し少し落ち込む。
ア「決まりだな。今後の予定を教えてくれ。次はどこの寺院だ。」
アーロンはルールーに話しかける。
ユ「ねぇ。ちょっと来て。」
ユウナはティーダに話しかける。
二人の話が終わるまで待つことにした。
すると急に
「アッハッハッハッハッハッハ!!!」
と声を上げる。
みんなその声にビックリするが、まだ会話が続いているようなので黙っていた。
するとティーダは振り返る。
テ「何見てんだよ!」
ワ「お前達、変になったかと心配してたんじゃねえか!」
ユ「大丈夫!それでは、召喚士ユウナ・・・これよりジョゼ寺院を目指して出発です!ガードの皆さん、よろしくお願いします!」
ユウナのその言葉はとても力強く感じた。