ゾロ夢小説 番外編
□ウイルス
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ゾ「うううっ。」
苦しむゾロを心配そうに見るチョッパーとジンベイ。
チョ「ゾロ・・・ごめんな。俺・・・俺、こんな病気初めてで・・・。」
ジ「そんな顔をするなチョッパー。お前さんはようやった。あとはこれ以上酷くならないように看病しよう。」
チョ「・・・うん。」
そこにルフィ達が帰ってきた。
チョ「ルフィ!!薬は!?貰ってきたのか!?」
ル「いや、まだだ。」
ジ「さっき鐘の音が聞こえたが、何かあったのか?」
2人に事情を話した。
チョ「そんな・・・。」
ジ「なんちゅうやつじゃ。」
ウ「そんで、どうすんだよ。」
ル「俺はあいつをぶん殴りに行ってくる。」
ウ「バカ言うなよ!あいつが今どこにいるかわかってんのか!?もしかしたらこの島にもいないかもしれないんだぞ!?」
ル「そしたら探しに行くさ。そんで、全員分の薬とってくる。」
ナ「ルフィ。」
ルフィは医務室へと入る。
ル「ゾロ・・・。」
ゾ「ぐっ・・・。」
ル「・・・待ってろ。必ず助けてやるからな。」
すると、今まで目を開けなかったゾロがゆっくりと目を開けた。
ゾ「ル・・・フィ。」
ル「ゾロ!」
ゾ「話・・・聞こえた。」
ル「・・・そっか。」
ゾ「悪いな・・・面倒・・・かけて。」
ル「いいんだ!あいつぶっ飛ばせばいいだけの話だからな!ししし!」
そんなルフィを見たゾロは微笑む。
ゾ「・・・頼む。」
ル「・・・あぁ!!」
ルフィはゾロの手をガシッと握り、一人外へと出ていった。
すると外には数千の海賊達がこちらを睨んでいた。
ウ「ぎゃー!なんで俺たちを狙ってるんだー!」
「俺たちの力を合わせればいくらなんでも倒せるはずだ!!」
「先に大勢で最悪の世代を倒すなんてよく考えたよな!」
「副船長!!待っていてください!!」
どうやら、先にルフィ達を倒して後からみんなで戦う作戦らしい。
ル「・・・お前らとは戦う気はないぞ。」
「うるせぇ!!お前らいくぞ!!!」
うおおお!!とやってくる海賊達。
チョ「ぎゃー!!!来たー!!」
ナ「そんなの卑怯よ!!」
ルフィは静かにサニー号の頭に立つ。
そして。
ルフィがギッと睨むと男達は全員倒れてしまった。
サ「ルフィ。」
ル「ん?」
サ「俺も行く。人一人探すのは結構大変だろ?」
ル「・・・わかった。」
ウ「お、俺も行くぞ!!早くゾロに薬届けなきゃいけないからな!」
ロ「私も。偵察なら任せて。」
ルフィ達は二手に分かれた。
船に残るのはナミ、チョッパー、フランキー、ジンベイ。
ヴェンサー探しにはルフィ、ウソップ、サンジ、ロビン、ブルック。
ル「お前ら!ゾロの事は任せたぞ!!」
ナ「うん!」
フ「あぉ!!こっちの心配はするな!ヴェンサーの事は頼んだ!」
ル「あぁ!!」
ルフィ達は再び島へと降りていった。