ゾロ夢小説 番外編
□ウイルス
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ル「お!トラ男じゃねぇか!」
ト「麦わら屋・・・お前達も狙われたのか。倒れたのはゾロ屋か?」
ル「ん?なんでわかったんだ?」
ト「どうやらどこの船もNO2がやられているらしい。うちはベポだ。」
サ「マリモがNo.2だって!?No.2はこの俺だろ!?なぁウソップ!!」
ウ「俺に言うなって!ゾロを狙ったのはDr.ヴェンサーってやつなんだからよー。」
ナ「ねぇ、そのDr.ヴェンサーってどんなやつなの?」
ト「最近は悪い噂しか聞かないな。」
ナ「悪い噂?」
ト「ヴェンサーが降り立った島の住民は原因不明の病で死ぬ・・・そんな噂だ。」
ウ「ひっ!」
ブ「なんと恐ろしぃ!」
そこにキッドがやってきた。
キ「麦わら・・・お前もいたのか。」
ル「お!ギザ男!」
キ「で?そのDr.ヴェンサーってのはどこにいるんだ?」
すると島の真ん中に大きなモニターが現れる。
ヴェ『やぁ!海賊諸君!ようこそ我が島へ。私はDr.ヴェンサー・・・以後よろしく。』
ル「おいお前!!早く薬よこせ!!」
ヴェ『君たちにはこれからショーをしてもらうよ。』
キ「あ?」
ヴェ『この薬をかけて殺し合いをしてもらう。見事最後に残った海賊団に渡そう。君たちの仲間が死ぬまで残りあと3時間。それまでに勝敗を決めるんだ。』
ル「うるせぇ!!全員によこせ!」
ヴェ『君たちくらいの海賊団なら優秀な船医がいると思うが、この病気はこの薬でしか治らない。なぜなら私が開発した病だからなぁ!』
フ「悪趣味野郎だな。」
ヴェ『さぁ!そうと決まればショーの始まりだ!!』
ヴェンサーがそういうと島全体が網で囲まれてしまう。
派手なライトや観客らしい人が映ったモニターもどんどん現れた。
ヴェ『君たちの映像は全国のギャンブラーに流している。世界最大のギャンブルの始まりだぁ!』
周りにある複数のモニターからうおおおおお!と声が聞こえてきた。
ヴェ『さぁ、あの鐘がなれば殺し合い開始の合図だ。』
島にある大きな鐘がモニターに映る。
ヒヒっと笑うヴェンサー。
ヴェ『準備はいいかな?少しは楽しませてくれよ?』
カーン!!!!
大きな音を立てて鐘はなった。