クラウド夢小説★完結★
□クラウド
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セ「ティファよ、お前は何に怯えている。」
ティ「・・・。」
セ「ふむ、お前の心をここに映し出してみせようか?」
ティ「・・・やめて。」
ク「・・・ティファ?セフィロスが正しいのか?」
ティ「・・・。」
ク「ラナ・・・一緒にここへきた・・・よな。」
ラ「・・・来たよ・・・でもね。」
セ「その先は私が話そう。」
セフィロスは剣をクラウドとラナの間に下ろす。
ク「セフィロス・・・。」
ラ「邪魔をするな!!」
ラナは再び斬りかかろうとするが、セフィロスに弾き飛ばされこの幻覚からはじき飛ばされてしまった。
ティ「ラナ!!」
ク「・・・ラナをどこへやった。」
セ「そんな事より自分が何者か知りたいだろう?」
ク「・・・。」
ラ「いててて。」
ラナが飛ばされた先にはルーファースとスカーレット、そして宝条がいた。
ス「うわ!何よ!急に現れないでよ!」
ラ「なっ・・・あなた達ここで何してるの!」
宝「ほう・・・。」
宝条がラナに近づく。
宝「ここまでくるのならナンバーをつけておくべきだったな。」
ラ「・・・ナンバーなんていらない。私はあんたのおもちゃじゃないのよ!」
宝「クックック、素晴らしい。そのくらいの精神力がなければソルジャーにはなれんからな・・・。」
ラ「・・・。」
宝「高濃度の魔晄を体内に注入しようとも、モンスターにならずに目覚めた・・・その能天気な心のおかげだろう。自分に感謝するんだな。」
ラ「馬鹿にしやがって!!」
ラナが剣に手をかけると、今度はクラウドとティファが突然現れた。
ス「またっ!どこから来たのよ!」
ク「さぁ。」
ラ「ティファ!クラウド!」
ティ「ラナ!よかった・・・。」
ク「ここはあんた達の手には負えない。あとは俺に任せてさっさと出て行け。」
ル「ふっ。お前に任せる?よくわからないな。」
ク「ここはリユニオンの最終地点。全てが終わり、また始まる場所。」
ラ「・・・何言ってるのクラウド・・・あの後何があったの!?」
ティ「・・・あの後、セフィロスに写真を突きつけられたの。それで、クラウドは私の記憶を真似して造られた人形だって。」
ラ「写真って・・・みんなで撮ったやつだよね?」
ティ「うん・・・。私とセフィロスとラナ・・・そしてザックスと。」
ラ「それは・・・。」
するとそこにナナキがやってくる。
ナ「助けに来たよクラウド!!」
ラ「ナナキ・・・なんで来たの!」
止めに行こうとするが、体がいうことを聞かない。
それはティファも同じのようだ。
クラウドは時折苦しみながらナナキに近づく。
ラ「クラウド!!!」
ティ「しっかりして!」
声も聞こえていないようだ。
ク「・・・ありがとう、レッドXIII。黒マテリアは?」
ナ「大丈夫!しっかり持ってるよ!」
ク「ここからは俺がやる。黒マテリアを・・・俺に。」
ティ「ダメよ!クラウドに黒マテリアを渡さないで!」
ナ「はい。これ持ってるの怖かったんだ。」
クラウドは黒マテリアを受け取る。
ク「ありがとう。あとは俺が・・・やります。」
ラ「うっ。」
ティ「ラナ、どうしたの?」
ラ「セフィロスが呼んでる・・・黒マテリアを私にって。」
ティ「そんなのダメ・・・やめてよクラウド!」
するとクラウドはみんなの前に立つ。