コナー夢小説★完結★
□任務
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朝になり目が覚める。
エ「うーん、よく寝た。」
するとキッチンからいい匂いがして来た。
コ「おはようございます。エマ巡査部長。」
エ「お、おはよう。ご飯作ってくれたの?」
コ「はい。」
バランスの良さそうなご飯が並んでいた。
エ「美味しそう!」
コ「これから、私があなたの生活をサポートします。家事サポート用のアンドロイドではないので、不手際があるかもしれませんが。」
エ「そんな事ないよ!いただきまーす!」
コナーが作ったご飯はとても美味しかった。
エ「美味しい!」
コ「お口に合ったようですね。」
食事を終えるとお皿も洗ってくれた。
化粧をし、外に出る準備をする。
コ「エマ巡査部長、あと20分後には出ないと遅刻してしまいます。」
エ「わかってるって、すぐ終わるから!」
コ「・・・。」
エ「ねぇ、その巡査部長って言うのは長いからやめない?」
コ「では、なんとお呼びすれば?」
エ「普通にエマでいいって。」
コ「・・・では、エマさんとお呼びします。」
エ「うん。あ!それと。」
コナーに家の鍵を渡す。
エ「あなたも自由に出入りできた方がいいでしょう?」
コ「何故合鍵を持っているのですか?」
エ「・・・彼氏と住んでたのよ。もう、連絡も取ってないけどね。」
コ「・・・ありがとうございます。」
エ「無くしたりしないでよ?」
コ「私が物をなくすことはありません。」
エ「ふふ。じゃあ、行きましょうか。」
コ「はい。」
エマはコナーを連れて署へ向かった。
2人は変異体の情報を整理していた。
しかしハンクは、お昼になってもやってこない。
コ「エマさん。アンダーソン警部補のデスクはどこですか?」
エ「そこよ。あんまりいじり回して怒られないようにね。」
コ「はい。」
コナーはハンクの机を色々見ていた。
するとそこにハンクがやって来た。
コ「またお会いできて光栄です。」
エ「おはようございます!」
ハ「たっく、大きな声を出すなよ。頭に響くだろ。」
ジェ「ハンク!ちょっと来い!」
警部に呼び出された。
ハ「なんだようるせぇな。」
渋々署長室へ向かうハンク。
エ「あーあー。結構怒ってるなぁ。」
コ「しばらくかかりそうですね。」
エ「そうね・・・ちょっと一息つかない?」
コ「はい。」
ハンクが出てくるまで飲み物を飲みながら待つことにした。
そこにはギャビンがいた。
ギャ「よう、プラスチック刑事に小娘刑事。」
エ「・・・お疲れ様です。」
ギャ「昨夜はお見事だったね。本当最高!」
嫌味を言ってくるギャビン。
ギャ「お前みたいなのは初めてだ。」
そう言ってコナーを見つめる。
ギャ「型番は?」
コ「・・・。」
ギャ「おい!てめぇに聞いてんだ!」
コ「・・・。」
ギャ「おい、コーヒー持ってこいよ。」
コ「・・・。」
ギャ「さっさとしろ!」
エ「ちょっといい加減に」
コ「すみません。私はアンダーソン警部補とエマさんの命令しか聞けません。」
ギャ「へえ、そうかい。」
そう言って腹を殴る。
コナーはその場に膝をついてしまった。
エ「何してるんですか!?」
ギャ「うっせぇ!ハンクが邪魔してなきゃこいつは今頃ゴミ箱行きだったんだ!俺に偉そうな態度とりやがって!」
エ「それはあなたが銃を私に向けたからでしょう!」
するとエマの首を締め始める。
ギャ「偉そうにすんな!俺の方が上だってこと忘れたのか!」
エ「うっ!く、苦しい。」
するとコナーが立ち上がり、ギャビンの体を拘束する。
ギャ「いててて!!」
コ「エマさんを離してください。」
ギャビンはエマを離した。
それを見たコナーはギャビンを解放した。
コ「・・・くそ!必ず痛い目見せてやるからな。次は容赦しねぇぞ!」
怒りながら出て行ってしまった。
コ「大丈夫ですか?」
エ「え、ええ。コナーこそ大丈夫?」
コ「私は大丈夫です。」
エ「そう、よかった。」
コ「私は少し変異体と話して来ます。また何かされたらすぐに呼んでください。」
エ「ええ、ありがとう。」
コナーは変異体の元へと向かった。