コナー夢小説★完結★

□任務
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ハ「お前、女のわりには度胸があるな。」

エ「そ、そうですか?」

ハ「あぁ、あのクズ野郎より役に立ちそうだ。」

エ「あ、ありがとうございます!」

ハ「それで、こいつはどうするんだ?」

コナーを指差す。

エ「あ。コナーは私の家に住むことになって。サイバーライフからの任務だって警部が。」

ハ「はっ、それは気の毒に。」

そう言って帰ろうとするハンク。

エ「警部補!明日もよろしくお願いします!」

ハ「・・・あぁ。」

手をひらひらと振って帰って行った。

エ「・・・さぁ、私たちも帰りましょうか。」

コ「はい。」

エマは自分の車にコナーを乗せて家へと向かう。

エ「ここが私の家よ。」

コ「お邪魔します。」 

コナーは家に上がるとあちこちみていた。

エ「な、なんかあんまり見られると嫌だな。」

コ「すみません、つい癖で。」

エ「・・・私は夜ご飯食べるけど、あなたはどうするの?」

コ「私は食事はしません。気にせずいつも通りに過ごしてください。」

エ「そ、そう。」

エマは食事を作る。

嫌だと言ったのに、コナーは色々と部屋の中を見ているようだ。

エ「・・・まぁ、いっか。」

エマはコナーに言われた通り、いつも通りに過ごした。

食事を終え、お風呂に入り、お酒を飲んでいるとコナーが前に座って来た。

エ「私の事、何かわかった?」

コ「はい。色々とわかりました。あなたは日本のアニメがお好きなようですね。」

エ「うん。日本のアニメの事知ってる?」

コ「はい。日本に関してもプログラムされています。」

エ「そうなんだ。やっぱりなんでも知ってるんだね。」

エマはビールをもう一本あける。

エ「コナー。今日はありがとね。」

コ「何がですか?」

エ「ギャビンから守ってくれたでしょう?」

コ「あぁ・・・その事ですか。」

エ「本当はね、銃向けられて怖かったんだ。手が震えてるのをバレないようにするの大変だったんだから!」

コ「・・・あなたが恐怖を感じていたことは、体温や心拍数、発汗などをみてわかりました。」

エ「そっか。コナーに隠し事は出来なそうだなぁ。」

へへっと笑うエマをみるコナー。

コ「・・・それより、もう遅いですから明日のためにもお休みになられた方がよろしいかと。」

エ「はいはい。言われなくても、もう寝ますよ。」

エマは歯磨きをしてソファーベッドの上に毛布をかける。

コ「・・・エマ巡査部長の寝る場所はベットですよね?」

エ「あなたがここで寝るのよ。」

コ「私に毛布は必要ありません。」

エ「私が嫌なの!横になって寝てもらった方が気が楽っていうかなんて言うか・・・だからここで寝て!」

コ「・・・わかりました。ありがとうございます。」

コナーは少しだけ嬉しそうな顔をした。

コ「おやすみなさい。」

エ「うん。おやすみ。」
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