リク夢小説★KH3まで完結★
□心の奥
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マレフィセントはトラヴァースタウンへと向かった。
そこにはソラとドナルド、グーフィがいた。
リ「ソラ・・・。」
マリンの言う通り2人を連れて歩くソラ。
そんなソラに少し苛立ちや嫉妬を感じるリク。
マ「リク・・・ソラは本当に2人を探してた。」
リ「・・・わかってる。」
そう言ってソラの元へ降りる。
ソ「リク!!幻じゃないんだな!」
リクの体に触れて安心するソラ。
リ「ソラ、俺たちは外の世界へ出れたんだ。もう、どこへだって行ける。カイリを探すなんて簡単だ。全部俺に任せろよ!そしたら」
そう言うリクの後ろに回り込むソラ。
どうやらハートレスを倒したようだ。
ソ「誰に任せるって?」
リ「ソラ、お前。」
ソ「俺だってリクやカイリとマリンを探してたんだ!この2人と一緒に。」
リ「・・・。」
ド「えー、我々はー!」
リ「ドナルドとグーフィ、だろ?」
ソ「なんで知ってるんだ!?」
リ「マリンが言ってた。」
そう言って上を見るリク。
そこにはマリンがこちらを見下ろしていた。
ソ「マリン!!よかったー。いきなり消えちゃうからどこに行ったのかと思ったよ。」
マリンはそこから飛び降り、リクの隣に立つ。
ソ「やっと3人か。あとはカイリだけだな。」
リ「・・・そうだな。」
ソ「俺たち、あちこち世界を飛び回ってるんだ!」
リ「・・・へぇ、お前が?信じられないな。」
グ「ソラはキーブレードに選ばれた勇者なんだ!」
ド「そうは見えないけど!」
リ「勇者・・・ね。なら、マリンも勇者か?」
グ「そういうことになるのかな?」
マ「・・・私は、勇者なんかじゃない。」
ソ「え?」
マ「ソラは勇者だと思う?」
ソ「うーん・・・それはよくわからないけど、レオンが言ってた。キーブレードは選ばれた者しか使えないって。」
マ「・・・。」
ソ「なんで俺が選ばれたのかわからないけど、みんなを連れて島に帰れるならなんだっていいんだ!」
にっこり笑うソラ。
ソ「あっ!そうだ!2人も来いよ!みんなで探せばカイリも見つかるさ!」
ド「そんな勝手に!」
ソ「なんだよいいだろー!」
そんな言い合いをする中、リクは闇の空間へと黙って入っていく。
それにマリンもついていった。