ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★
□童守少年妖撃団
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翌日、晶が呪いのゲームをやって病院に運ばれたと知らせが来た。
みんなは病院へと駆けつける。
ぬ「晶!!」
郷「きゃぁぁ!」
ゆ「晶くん・・・。」
晶は足の先から太もものあたりまで石化していた。
玉「どうやら、呪いのゲームというものの呪いらしいです。心臓まで石化が進めば死んでしまう。このままのペースで石化をすればあと3日。」
ぬ「そんな。」
玉「強力な呪いで、正体は不明です。」
郷「ん?晶何か握ってない?」
晶が握っていたのは紙切れだった。
ゆ「きっと、ゲームの地図よ!」
ぬ「とりあえず、その呪いのゲームをやってみるしかないな。」
玉「母親から預かっていますよ。」
ぬ〜べ〜と玉藻と有希は別室に移動して、ゲームを始める事にした。
ぬ「有希くん、危険だ君は外に。」
ゆ「私だって晶くんの担任なんです!真実を突き止めたい!」
ぬ「・・・・わかった。」
玉「私が守りますよ、有希さん。」
ゆ「は、はぁ。」
その言葉にぬ〜べ〜はイラっとするが今は一刻も早く原因を突き止めなければ。
ゲームを始めると、大きな目と文字が現れる。
そして、操るキャラクターと亡者が歩く町の画面になった。
すると後ろにゲームと同じ亡者が現れる。
玉「どうやら亡者をよけて歩くようですね。」
ぬ「よし。」
よし。と言ったもののぬ〜べ〜が操るキャラクターは亡者がの中に突っ込んでしまう。
すると、後ろにいた亡者が3人に絡みつく。
ゆ「いや!気持ち悪い!」
玉「ぬ、鵺野先生!亡者を避けろと言っているでしょう!なぜわざわざ亡者の中に突っ込むのですか!」
ぬ「いや、そのあの俺はね。」
玉「もういい!私がやる!」
玉藻はぬ〜べ〜からコントローラーを奪い取る。
スムーズに進んでいく。
ゆ「あれ?この町って。」
ぬ「ああ。この童守町らしいな。」
玉「壁に書かれている文字はなんですか?」
ぬ「うーん。読めないなあ。」
そして、亡者に追いやられて着いた先は丘の上にある洋館だった。
玉「入りますよ。」
洋館のドアを開けようとすると、画面から何者かの顔が飛び出す。
「邪魔はさせんぞーーー!」
ぬ「なっ!」
玉「こいつが。」
ゆ「呪いの正体!」
しかし、3人の体はどんどんと石化していく。
ぬ〜べ〜が鬼の手を出すものの、ものすごいスピードで石化し鬼の手も石化してしまう。
ぬ「そ、そうか壁の文字は呪いの呪文・・・。」
玉「くっ。」
ゆ「きゃあ!」
その騒ぎに気づき、生徒たちが部屋に入ってくる。
広「そ、そんな!!」
そこに見えたのは完璧に石化した3人の姿だった。