土方夢小説

□大切な人
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銀「夜デザート食いに来たぜー!」

琴「食べさせにもらいに来たぜの間違いじゃないの?」

銀「まぁまぁ、固いこと言うなよ。」

亜「銀さんそんなに甘いもの食べたら糖尿になりますよ!」

銀「平気平気!!俺の体は頑丈に出来てるの!」

亜「はぁ。」

琴はやれやれと首を振って宇治金時パフェを作り始める。

琴「はい、おまたせ。」

銀「おお!糖分糖分!!」

美味しそうに食べる銀時に微笑む琴。

するとその時。

バリーン!

弓矢が飛んできた。

亜「きゃぁ!」

台所の上の壁に弓が刺さった。

銀「おいおいなんだよ。何か恨まれてんじゃねーの?」

琴「銀時くんじゃないんだから。」

銀「お前!それどう言う意味だ!!」

琴は外へ向かう。

銀「お、おい。今外に出たら危ないぞ。」

琴「大丈夫大丈夫!」

琴は外に出てキョロキョロと見回すともう一度弓矢が飛んでくる。

それを空中でキャッチし、その方向へと投げ返す。

「ひ、ひぃ!!」

そんな声がするともう弓矢が飛んでくることはなかった。

琴「まったく。ガラス直すのもタダじゃないのよ。」

銀「てかお前、人間だよね?天人とサイヤ人のハーフじゃないよね?」

琴「そんな戦闘民族だったら、こんなとこで喫茶店なんてやらないわよ。」

喉乾いちゃったとコップにお茶を注ぎ方ゴクリと飲んだ。

銀「あんなマヨラーと付き合うからこんな事になるんだよ。あいつの恨み買いは天下一だからね?」

とりあえず警察に通報することにした。

すると警察とともに土方がやってくる。

土「琴!」

琴「あ、土方さん。」

銀「ほら、噂をすればなんとやらだよ。」

土「なんでお前がここにいるんだよ!」

銀「宇治金時パフェ食いにきたの!そんな事にお前の許可取らなきゃいけねぇのか!?あぁ!?」

土「お前に許可なんて一生やらねぇよ!直ちに出ていけ!この腐れ天パ!」

今はこんなことしてる場合じゃないと銀時をポイっと捨てる。

銀「いてっ!」

土「それより大丈夫か琴。」

琴「大丈夫ですよ!追い払いましたから!」

土「そうか・・・とりあえず割られた窓やその弓矢はそのままにしておいてくれ。そろそろ鑑識が来るはずだ。」

琴「はい・・・。」

亜「うう、大丈夫かなぁ。」

土「おい、こいつ家まで送ってやれ。」

銀「はぁ?」

土「警察は今人が足らなくてな。お前どうせ暇なんだろ。」

銀「なんだと!?銀さんだって暇じゃ無い夜だってあるんだよ?てか!毎日忙しいし!!」

土「何見栄張ってるんだよ!お前今日だってパチンコやってるの見たぞ!」

銀「な、なんでそんなの見てんだ!!琴じゃ飽き足らず俺にもストーカーか!?あ!?」

土「誰がテメェなんかストーカーするか馬鹿!!」

そんな喧嘩する2人を残し、琴は亜紀を家まで送っていった。
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