土方夢小説

□同窓会
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銀「なんで俺だけ!琴もここに・・・あれ!?」

「そこにいた女性ならトイレ行ってくると言ってましたよ。」

病院に案内した男が言う。

銀「なんでこんな時にトイレ行けるの!?怖いって回路なくなっちゃったの?」







琴「二次会、私も行きたかったなぁ。」

フラフラ歩く琴。

ふと前を見ると男が立っていた。

「重森さん。今から二次会に行きませんか?」

琴「んー?」

その男の顔を覗く琴。

琴「あー!」

「その前に、潰れてしまった仲間起こしに行かないとね。」

そう言って奥の部屋へと向かう男。

それについていく琴。

「誰だお前ら!!」

「あ、暁!」

刀を構える男たちに木刀を抜く琴。

琴「何ぃ、私のこと知ってるの?」

その男と共闘して敵を倒していく琴。

「これで人質は皆解放です。あなたもさっさと仲間を連れて逃げなさい。」

また子の後頭部に刀を突きつける男。

「僕が100数える前に。僕が本物の鬼になる前に。」

琴「あ!こんな所で寝ちゃってぇ!」

そう言って坂本と桂の縄を解く。

琴「てかなんで縄?SM?」

「重森さん。2人を元の部屋まで運びましょう。」

どうやらまた子は素直に帰ったようだ。

元の部屋に戻ると銀時が縁側に座っていた。

銀「よぉ。久しぶりだな黒子野。」

黒「お久しぶりです、銀時さん。」

琴「二次会だぁ!」

桂をぽいっと捨てると酒を飲み干す琴。

そのまま眠ってしまった。










桂「おい、起きろ琴!」

琴「ん?」

坂「昨日何があったか覚えておらんか?!」

琴「ええ・・・確か銀時くんが大きな声で歌い出して・・・二次会に行くとかなんとか・・・あれ。そのあと何かあったっけ。」

桂「やはり覚えていないか。」

坂「おまんは起きとったんがか?ゆうべのこと何か覚えとらんのか!」

銀「・・・忘れた。」
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