楠雄夢小説 ★完結★
□時
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空「それで、1日前にタイムリープして才虎くんとやらのヘリを使用不能にして、今度は見られる事もなく噴火を止めて帰ってきた。まとめるとそんな感じかな?」
楠雄と蛍は楠雄の部屋に戻っていた。
楠『あぁ、そうだ。』
空「じゃあ、超能力を見られた事実はなかったことになったんだ。」
楠『あぁ。』
空「勇気を出した女の子の告白も?」
楠『・・・それは本当にすまないと思っている。』
蛍「・・・。」
空「それに、また蛍ちゃんは照橋さんに2人が付き合った事を言わないといけないんだよ?」
楠『それも・・・申し訳ない。』
蛍「ううん。私は大丈夫。」
すると楠雄は完全に超能力がなくなる制御装置を取り出す。
蛍「私も持ってきたよ。」
楠『あぁ。』
空「やっぱりつけるんだね。」
楠『あいつらは超能力者の僕たちを受け入れるだろうが、やはりそれは苦労を強いられる事になるだろう。』
空「それじゃあ、秘密にしたまんまにするって事かな?」
楠『いいや、言うよ。この力が消えてから話そうと2人で話し合ったんだ。まぁ、信じてもらえるかわからないがな。』
するとドタドタと階段を上る音が聞こえる。
部屋に入ってきたのは楠雄と蛍の両親だった。
久「超能力がなくなるって本当なの!?」
母「痛くはないのよね!?大丈夫なのよね!?」
蛍「お兄さんが作った装置なんだから大丈夫だよ!」
空「そういえば2人が付き合ったのみんなしってる?」
楠『今言う事じゃないだろ。』
父「なにぃー!!!」
國「楠雄お前!!」
楠雄と肩を組む父親達。
父「どこまでいったんだ?ん?」
國「もしかしてもうチューしたのか?ん?」
楠(似た者同士かこいつら。)
そしてついにこの時がやってきた。
2人は互いの制御装置を持つ。
蛍「いくよ斉木くん。」
楠『あぁ。』
さよなら。
超能力。