楠雄夢小説 ★完結★

□戦い
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楠雄の部屋に瞬間移動する。

楠『ハァ。』

蛍「お、置いてきちゃっていいの?」

楠『ここからそう遠くないし、あいつが送ってくるだろ。』

蛍「・・・そっか。」

静かになる部屋。

蛍「あ、その。怪我は大丈夫?色々とごめんね。」

楠『もう大丈夫だ。佐能さんのせいじゃないから気にするな。』

蛍「う、うん。」

気まずい空気が流れる。

蛍「そ、その。斉木くん・・・私・・・。」

楠『な、なんだ・・・。』

蛍「その、私・・・。」

ドキドキする二人。

すると部屋の扉が開く。

燃「お?なんだ、佐能も来てたのか。」

楠『ね、燃堂!!』

海「お邪魔するぜっ!あれ?佐能さん。」

窪「な、なんでいるんだ佐能!」

蛍「えっ!いや。な、なんでもないのー!」

そう言って自分の家へと帰ってしまった。

楠『・・・ハァ。』

燃「お?なんで帰ったんだ?」

窪「ま、まさかお前!」

海「な、なんだ何が起きたんだ!?」

楠『うるさい!もう帰れ!』

燃「まぁ、そんなこと言うなよこれみんなで食おうぜ!かーちゃんが貰ってきたんだ!」

燃堂はコーヒーゼリーを楠雄に渡す。

楠『・・・これを食べたら帰れよ。』

もぐもぐコーヒーゼリーを食べる4人。

海「けどなんで帰っちゃったんだろうな。」

燃「うめー!」

窪「・・・。」

コーヒーゼリーを食べながら楠雄を睨む窪谷須。

楠(なんだ。何を考えてる。)

窪(斉木の奴・・・まさか佐能を無理やり・・・いや、斉木はそんなことする奴じゃない。ということは・・・まさか告白しやがったのか!?)

楠(なんであの一瞬でわかる。)

深いため息をついてコーヒーゼリーを食べ続けた。
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