ぬ〜べ〜夢小説 ★完結★

□大作戦
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ぬ「おい!これが学年最後の学級会だ!何かやり残したことはないか?」

郷「うーん。」

広「やり残したことかぁ。」

ゆ「あ!いけない!私プリント忘れてきちゃいました!」

そう言って職員室に取りに行く有希。

ぬ「気をつけてなー!」

その時ふと思いつく生徒達。

広「お、おい!」

郷「そうだわ!これよ!」

ぬ「ん?」

広「俺たち5年3組がやり残したこと!」

郷「それは!」

「ぬ〜べ〜の結婚式!」

生徒達の声がハモる。

ぬ「え?」

美「ぬ〜べ〜が両想いになることなんて、これを逃したらもう2度と来ないもの!」

ぬ「う、うるさい!余計なお世話だ!ほっとけ!」

郷「放っておいたら心配だから言ってるのよ!」

ぬ「うっ!」

克「どうせ貧乏で指輪が買えないからとか言うんだろ。」

ぬ「え!い、いやその・・・。」

ま「お見通しなのら!」

ぬ〜べ〜はがっくしと落ち込む。

その時有希が教室に戻ってくる。

ゆ「なになに?何か決まったの?」

広「おう!決まったぜ!」

郷「えっとねー!」

ぬ「わー!!さっきの話は却下!!他のことを考えろ!!」

ま「えー。」

ゆ「え?どんな事なんです?」

ぬ「いや、そのだな・・・。とりあえず却下なの!!」

ゆ「??」

そんなぬ〜べ〜をみてため息をつく生徒達。


そして放課後、美樹がみんなを呼び出す。

美「いーい?玉藻先生にはもう連絡したから、あとは作戦通りにね!」

郷「本当こういう時だけ行動が早いんだから。」

広「まぁ、奥手なぬ〜べ〜がこのまま独身にならないためにも俺たちが頑張るしかないな!!」

ま「やってやるのらー!」

生徒達はおー!っと気合いを入れる。

まずは、法子と静クラスの女子達が有希を誘い出す。

ゆ「え?お洋服?」

法「はい!みんなでやり残した事何かなって話してて、そしたら有希先生とお洋服一緒に買いたいなーって。」

静「ダメですか?」

ゆ「うーん。まぁ、予定はないし・・・。良いわよ!」

法「やったー!」

静「じゃあ、ランドセルおいてきます!」

女子達は急いで家に帰る。

ぬ「あいつらもおしゃれとか気にするのか。」

ゆ「当たり前じゃないですか!女の子なんですから!」

ぬ「じゃあ、俺は先に帰ってるから。」

ゆ「ええ!遅くならないうちに帰るので!」

そして、ぬ〜べ〜は帰る支度をして職員室を出る。

美「よし、作戦通り!」

郷「ドキドキするわね。」

広「それより本当に玉藻先生協力してくれてるのかよ。」

美「あんだけお願いしたんだから大丈夫よ!」

ま「だって玉藻先生は有希先生のこと好きなんじゃ。」

克「まぁ、ダメだったら俺たちがなんとかするしかないな。」

そう言って先回りをする5人。
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