おそ松さん夢
□第三杯
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あれから30分経っても##NAME数3##が戻ってこない
いつものように可愛いからという理由でいじられているのだろう
厨房の片付けも終わったので店番手伝いをしに行こうと店の中に行くと
「ねぇ〜!今度4人でダブルデート行かなぁ〜い?」
一「い、いやあの僕はちょっと・・」
トド「いいねぇ〜行こう行こう!」
「きゃー 私何着ていこうかなぁ!」
・・・完全に取り込まれている
しかもこの人たちが来てから1人も別の客が来ていない
(何度か店のベルが鳴る音が聞こえたがすぐに締まる音がした おそらく入りにくいのだろう)
このような人たちのせいでこの店の評判が下がるのはとても困る
しょうがないのでお引取り願おう
『・・・あの、すいません。このお店は合コン会場ではありませんのでもっとお静かにお願いします。それが嫌なら別のお店に行っていただけませんか』
そういえば会話は途絶え店内は静かになった
「なぁに?この子、態度悪すぎない?」
トド「さ、流石にうるさかったかもね。すいません」
やはり松野家の六つ子はそこまで悪い人はいないようだ
「ちょっと!こっちはお金出してきているのよ!?それなのになんで追い出されなきゃいけないわけ?オーナー呼びなさいよ!」
ほかの2人はただの馬鹿のようだ。常識が無さ過ぎる
松野家の人はあたふたしている
一「あの、オーナーは・・」
『私が、そのオーナーですけど これ以上騒ぐのならこちらもそれ相応のことさせていただきますけど』
そういえば2人の女性は顔を見合わせ
「・・・ふんっ こんな店、二度と来てやんないから!」
ブツブツと文句を垂れながら2人とも店を出て行った
『こっちだって二度とごめんだっつーの
あんたもあんな奴に絡まれるんじゃないの!いい加減慣れなさいよね』
ご、ごめん と俯く一
トド「あの・・ご、ごめんね 僕もあんな子達だと思ってなくて・・・」
・・・・すっかり忘れていた