進撃×鳴門

□第0章 出会いと決意
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『ただいまー』


母「お帰りー、お風呂わいてるよ?」



『あー、あとでいいや』



そう言って、階段を駆け上がり私は自室へと向かう。


背負っていた荷物を投げ出して、
私はベッドへとダイブした。




『疲れたぁぁぁ』


私は高校三年生で引退間近であり最近は部活の練習がとてつもなくハードなのだ。


『こんな時にリヴァイさんとかイタチさんとかに慰められたら、直ぐに元気でるのにぃぃ』



そして、漫画が大好きなオタク気味の残念なJKである。




『はぁ、何か部活もいいけど
こう、命を懸けてまで成し遂げるような心を熱くする出来事起きないかなー』


そう独り言を呟きながらベッドの上でゴロゴロする。



『うん!しょうがない!
進撃読もう!リヴァイさんの勇姿を拝んで元気だそう!』


そう言って、机の上に出しっぱなしの進撃の巨人の漫画を数冊取り寄せて、ベッドで読み始めた。




パラッ パラッ


『うっ…うっ…ぺ、ペトラさぁん…』



調度女型編を読んでいて涙が止まらない。

何度読んでも、この場面は泣ける。



『うぅ…』



ひとしきり泣いたあと
私は再びベッドに横になった。




天井を見上げながら、ぼぅっとする




『もし、ナルト達が進撃の世界に行ったら
皆、助かるんだろうな…』



そう独り言を言う。



『私だって、もし忍になれたなら絶対皆を助けてみせる。
命にかけても!



…なんてね。
夢小説の読みすぎか

ご飯までちょっとだけ寝ちゃお』




私はそのまま進撃の巨人の漫画を手にして眠ってしまった。
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