暗殺教室
□小さい恋人同士
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これは小さい2人の物語。
2人がくっつくまでの物語…
2人が気持ちを伝えて笑うまでの物語
笑って笑って笑った後に泣き合って…
二人が、抱きしめあうまでの小さいけど大きい話。
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「渚はカヤノのこと好き何だろ?」
のんびりとした昼下がりのお昼。
唐突に話を持ち出したのは杉野だった
「へ〜ぇ渚くんがねぇ〜」
カルマくんがニヤニヤしながらこっちをみている。
なんで杉野もカルマくんがいる前でそんな話をもちだすのさ…
「別に…そーゆーのじゃないよ」
「そうか?俺は結構お似合いだとおもうけどな〜」
「俺も〜」
二人はニヤニヤしながらこっちをみている。正直いうと自分でもカヤノのことどう思ってるかわからない。
沢山の時間一緒にいたのにわからない。
別に嫌いじゃない。それは絶対に有り得ない。
カヤノは…友達、だから…
「…くん、渚くん?」
「あっ、カルマくんどうしたの?」
考えごとしすぎてカルマくん達の声が聞こえていなかった。
「へぇ〜…俺たちの声が聞こえなくなるほどカヤノちゃんの事考えてたの〜」
「ちっ…違っ!」
違う。そういいたいけど言葉がでない…
別にカヤノの事考えてわけじゃないけどここで否定したら…
自分の気持ちもわかんないのに否定したらおかしい。
なんでわかんないのかな…もやもやするよ…
「渚くん?大丈夫?急に俯いたりして」
「渚、顔色悪いけど大丈夫かよ!」
二人が少し心配そうにしてこっちをみている。
「ううん、大丈夫。」
なんでだろう本当の事ゆったのに胸が痛いよ…