銀魂BL小説
□総誕
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……―――――
……―――
…――
土『ん…………今……何時だ………』
重い体を布団から起こす
土『あー……頭痛ぇー…』
…俺は何で布団で寝てるんだ？
たしか一週間ほど張り込みをしていて朝方戻ったはずだ
――…いつから寝てたんだ？
土『……だめだ｡思い出せねぇ…』
障子の向こうが暗い
って事は…夜か？
夜…
土『…ｯ!?!!?夜だと!?丸一日寝てたのか俺は!!?』
やばい…ｯ…!!
総悟の誕生日…!!!
土『張り込みで一睡もしてなかったとはいえ丸一日寝ちまうとは…』
あぁ……最悪だ…
土『プレゼント…考えてねぇ……』
どうしたものか―――
土『"寝過ごした"なんて言ったら殺されるだろうな…』
恋人失格…だな
でもまぁ悪いのは俺だ
土『…とりあえず謝るか』
俺は重い足取りで総悟の部屋へ向かった。
――――――
―――
―――さて……部屋の前についた
ついたのはいいが…
は……入りずれぇぇ!!!!!
怒るよな…
怒るってか…
…斬られるよな
土『……ｯ』
俺が意を決して襖を開けようとしたら なぜか襖が開いた
土『!!?!――そ…』
総｢人の部屋の前で何やってんでｨ土方ｺﾉﾔﾛｰ｣
土『な…何でわかった』
総｢襖の前でそんなにあたふたされちゃ誰だって気づきやすぜｨ｣
何も言い返せねぇ……
総｢まぁずっと立ってるのもなんだから入っておくんなせｪ｣
土『あ……あぁ』
あれ…総悟の奴…怒ってない…？
いや…怒りを通り越して呆れられたのか…？
そんな事を考えながら中に入った