銀魂BL小説
□高杉×銀時
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『ふわぁああ……。今日も良い天気だなぁ。――まぁ俺としては曇りくらいの方が嬉しいんだけどね』
理由は一つ
俺の恋人とデートができるからだ。
晴れでも出来ない事はないんだけどー…なんせ俺の恋人指名手配犯だからさ
晴れの日に外でると見つかりやすいじゃん?
曇りの方が少しだけだけど見つかりにくいって訳。
『…見つかったとしてもアイツがやられる訳ないか。』
『さぁて起きるかな。アイツ迎えに行かなきゃだし?つかデートとか久々だわ。あの野郎しばらく江戸から離れてたからな……』
そんな事を言いながら着替えて居間へ行く
「あっおはようございます銀さん。」
「おはよーアル銀ちゃん。」
「はよ 銀時ィ」
『んー おはよ。お前ら起きるの早いなー』
「銀ちゃんが遅すぎるだけアル」
「そうです 銀さんが遅いんですよ…。僕たちは普通です。ねぇ高杉さん?」
「クククッ…あぁそうだなァ。」
『んだよみんなして…寝る子は育つんですー。銀さんまだまだ成長…期――…ッ!?!?!?』
『たッ高杉!?なんでお前ココに居るんだぁぁ!!?』
「今頃気がついたのか?銀時ィ……」
「銀さん気がつくの遅すぎです…」
「きっとまだ寝ぼけてるネ。」
『え!?ちょ…えぇぇー!!銀さんこれから迎え行こうとしたのに!!つーか何でお前ら仲良くなってる訳ー!?』
「そりゃ銀さんと高杉さんがそういう仲なら僕達も自然にこうなりますよ。」
『あ…あぁそうか。……何か複雑だなオイ…』
「って事で銀さん 僕は今から神楽ちゃんを連れて家に帰ります。だからどうぞお2人で楽しんでくださいね? 高杉さんもせっかく来てくれたんですからゆっくりしていってください。」
「あぁ…悪ィな」
『ちょ…新八君?』
「では銀さん高杉さん 失礼します。ほら行くよ神楽ちゃん」
「はーい。また明日ネ銀ちゃん」
『あ…あぁまた明日な。』
新八の心遣いのおかげで2人きりになった。