shortDREAM

□ずっと…。
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「…なにしてんの?」

「…え?」

なにって…

「うわぁああぁっ!」

「…ちょ、びっくりした…」

え、なんで?

「…越前くん?」

「…そうだけど。で、なんでここにいるの?」

いやなんでといわれましても…

「え、と…連れて来られて…」

「誰に?」

「…親に」

ああっ…

言いたくなかった

恥ずかしい

「…親?」

「…はい」

その…

そこで酔っ払ってるやつですはい…

「…?」

「おう!リョーマ!帰ってきたか!」

「…なんだよ親父」

「ゔぇっ!!」

「…大丈夫?」

ちょ、変な声でたって

「…ごめ、…親父って…?」

「…俺の親父」

「…」

まじですか…

「ちょっと…私知らなかったんですけど!?」

「あれ?言ってなかったっけな〜?」

「聞いてません!」

「…なに、知り合いなの?」

「あ〜…」

うーん…

「おう!俺の同期の娘さんだ!」

言わないでほしかった…

「…そうだったんだ」

そうでございます…

まさかの南次郎さんの息子さんが越前くんだなんて…

なんでもっと早く教えてくれなかったのさ…

私おじさんのこと幼稚園の時から知ってるよ…

ひどい…

教えてくれてたらもっと早く越前くんと出会えたのに…
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