恋乱LB V

□LIPS
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口の中に注いだ激情に驚いた名無しさん


喉をコクリと鳴らして俺の全てを受け止める




「…飲んだの?」


まさかの行動に驚いた俺は目を丸くさせて名無しさんに尋ねた



「えっ…飲んじゃいました…駄目でしたか?」


恥ずかしそうに顔を赤らめながら、キョトンとした様子で俺を見上げる


その姿が堪らなく可愛らしくて


そして愛しい




「…美味しくないでしょ。出しても良かったのに」

「だって…才蔵さんの…ですし」

「…くくっ…おいで…」



この持て余すほどの愛しさを、どうしたらいいのだろう


名無しさんの俺に対する気持ちと釣り合わなくなっているかもしれない


言葉を交わせば、交わすほど



肌を合わせれば、合わせるほど



この気持ちはどんどん膨らんでいく





「全部飲んでくれたご褒美あげる」


「ぁっ…」




褥にゆっくりと寝かせて

生まれたままの姿にすると、かじりつくように名無しさんの肌に舌を滑らせた



「んぁっ…はあ…」



つい先程出したばかりだと言うのに


彼女を前にすると、俺のモノはどこまでも貪欲らしい


下半身に血が集まり始めて、いつもの硬度を取り戻す



「んっ…ぁっ駄目…っ!」



名無しさんの弱いところを舌でつついて

愛液が溢れだした蜜壺にゆっくりと指を沈めた



「ぁっ!はぁ…ん!」



くちゅくちゅと独特の音を立てながら、妖艶に乱れる名無しさん


指を引き抜いて、膝を押さえながら蜜壺に顔を寄せる



「才蔵さん…駄目…っ!ん!」

「ご褒美あげるって言ったでしょ…」

「ぁん!ひゃ…ぁ…」



熱くなった蜜壺に舌を捩じ込ませて

甘い蜜の味をじっくりと楽しむ



硬くなった核を指で押し潰しながら、トロトロになった蜜壺に舌を這わせていると


ヒクヒクと鳴くように蜜壺がうねりだした



「…イキなよ」

「ゃっ!才蔵さんのが…いぃっ…」


潤んだ瞳で、そう懇願する名無しさん



(やれやれ…せっかく手加減してやろうと思ったのに…)



そんなこと言われたら、理性も何も吹っ飛ぶに決まっている




「っ…」


「ぁっ!は…ぁん…」




待っていたかのように俺のモノに吸い付いて

じっくりと溶かされていく




「んっ!才蔵…さ、ん…ぁっ!」

「は…ぁ…」



骨が軋むほど、腰を打ち付けて俺の下で激しく揺さぶられる名無しさん


互いに抱き合いながら、尚も交わりを深めていく


「んっぁ…!ぁん…」


このまま一つに溶け合えたらいいのに


ずっとこうして密着していたい


二人しかいない世界に行けたなら、どんなに幸せだろうか



「んっ…!ぁ…もぅっ…」



キュウと蜜壺が絞まって、そして下半身をガクガクと痙攣させる


蜜壺が飲み込まれてしまいそうな程ヒクヒクと痙攣して

釣られるように最奥に激情を注ぎ込んだー…
















「ぁっ…は…才蔵さん…」

熱に冒された瞳が俺を映して、ニッコリと微笑みを浮かべる


返事の代わりに一つ、口付けを落として


そして再び蜜壺に顔を埋めた



「んっ…きゃ…才蔵さん!?」

「ご褒美。まだ足りないでしょ?」

「もっ…十分っ…ぁっ…」

「俺がまだまだ足りないの」

「ぁ…んん!ゃっ…」



ペロリと舌舐めずりをして、トロトロの蜜壺に舌を這わせる



甘い夜はまだ終わらないー…


















End

「ねぇ、またやってよ」

「は!?もう嫌です!絶対にやりません!」

「いいでしょたまには。俺もちゃんとご褒美あげるから」

「お断りします!」

「…じゃあ、こうして一緒にやればいいんじゃない?お前さん俺の上に乗ってよ」

「ちょっ…嫌ですって!よくそんなこと思い付きますね!無理です!」

「いいから…ほら、ちゃんと気持ちよくさせてあげるからお前さんも頑張って?」

「ぁっ…もぅ…っん!」



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