混合2
□未来予知
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……テニスコートでは、
『……っ…』
彩花が倒れていた。
……そこにレギュラー全員が来た。
柳生「!!…水野さん!!」
柳生は彩花に駆け寄った。
彩花は…凄い汗をかいていた。
柳生は彩花を揺さぶり、起こした。
『っ……あれ?何でテニス部……!?ねぇ、怪我とか無い?ねぇ、怪我無い?』
彩花は怯えながら聞いた。
柳生「ありませんけど…」
『よ、良かった…。』
切「……何で怪我?」
『……私…化物だから…。皆傷つけてしまう。私なんて死んでしまえば良いのに…』
文「アヤカ様!!ゴラァァァァアてめぇら何アヤカ様に触れてんだ!!」
『文さん!!駄目です、喧嘩は!!』
文「でも、アヤカ様、貴方がお怒りになる必要もありませんよ!!」
『怒ってません!!』
文「怒ってますよ!!」
『怒ってませんよ、文さん…あまりしつこいと…どうなるか分かってますよね?』
一瞬で彩花の周りは気温がガクンッと下がった。
文「っ!?ごごごごご、ごめんなさい!!(汗)」
『さっさと私の前から消えませんと、どうなるか分かりませんよ?』
文「はひ!し、失礼します!!(汗)」
鴉天狗は何処かへ飛んでいってしまった。
『フゥ…疲れた。あ!幸村、ちっと良いか?』
幸「マネは要らないよ」
『は?んなこと一言も言ってねぇだろ。糞餓鬼が。一言か言ったか?あ゛?』
幸「い、言ってないね。ごめん。」
『あ〜…腹立つ。アタシと1回試合してよ。強いらしいじゃん?』
『ま、勝てやしないだろうけど』と言いながら氷のラケットを持つ彩花。
幸「それ、本物の氷?」
『当たり前。』
丸「こんなんで打てんのか?」
『人…一人は殺せるんじゃない?』
切「怖っ!!」
『あは、私は殺さない…筈ですよ。』
ジ「筈かよ!!」
うん、良いツッコミだ。
『クスクス…私は夢遊病でね。眠っているときは悪魔になっちゃうんだ。現に1回咲夜と殺り合ったしね』
……シーン……
『何黙ってるの?』
柳「可愛い顔をしてやるな…水野」
『……1回眼科に行った方が良いんじゃない?』
柳「な!?」
『その目、本当に見えてる?……ま、いっか。今日は帰るけど、明日試合してよ。誰でも良いからさ♪(ニコッ』
そう言うと、彩花はラケットを思い切り床に投げ割った。