混合2
□未来予知
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……時が経ち放課後
『たのもー!!』
テニス部部室に彩花が看板破りに…じゃなくて、果たし状をだしに来た。
……丁度テニス部は着替えしていた。
幸「水野さん、君は恥ずかしくないの?てか、誰の裸目当てできたの?」
『裸ぁ?んなもんどーでも良いんだよ。顔だけ男。』
幸「顔だけ?」
幸村の眉間に皺が寄った。
『ハッ、男なんて皆所詮顔だけだ。で、頼みに来たのだが?つか、何ですっぽんぽん?』
柳生「な!?水野さん、もう少しレディらしい言い方をした方が…」
柳生が彩花に触れようとしたときだった。
『触るな!!』
彩花の目が真っ赤に染まった。
『……汚ならしい。触るな。』
見下している彩花。
『……何だ?気持ち悪い。』
切「気持ち悪いのはアンタっしょ!いきなり目が真っ赤に染まったり…」
柳「赤也!!」
『目が真っ赤に染まった…?まさか…っ…鑑ってある?』
柳生「手鏡ならありますよ。」
柳生から手鏡を受け取って見た彩花は、だんだん青白くなっていった。
『やだ……ごめんなさい…』
彩花は柳生に手鏡を帰すと急いで出ていった。
切「……何で急いでいたんすかね。」
丸「赤也が気持ち悪いとか言ったからだろ。」
柳「違う確立99.1%」
仁「……怯えていたナリ」
……理由が分からずに首を傾げていたテニス部であった。