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□な、何と…終に…
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『てことよ』
...................
全「ハァ!?」
『ヘヘ、凄いでしょ〜(ニコッ』
跡「マジの王女様なんですか?」
『エンゼル・D・アヤカ。その名前くらい聞いたことあるでしょ。』
忍「え、こんな地味子が…無いわ…」
バッと変装を解いたアヤカ。
染めていない真の金髪ロングで、髪と同じ色の目が美しく輝いていた。
『フフン、凄いでしょ♪(ニコッ』
讖「ヤバ、姫様可愛い///」
一方、優花も同じ事を思っていた。
優「ヤバい…アヤカめっちゃ可愛い///」
と……。
『……私は可愛くないよ。』
讖「嫌、可愛いですよ!!」
『もう一度可愛い発言したら地獄へ送ってあげるよ(黒笑)』
讖「スミマセンデシタ(泣)」
……真っ黒な笑みを浮かべているアヤカ。
怖いです。
『さてと、依頼が終了しましたし、学園を辞めて帰ります。』
.............
全「ハァ!?」
優「どういう事よ!!彩花」
『依頼でね。跡部景吾達の虐め方を動画で撮ってこい≠ニいう依頼で私は此処に来たのよ。あ、大丈夫。優花とはちゃんと友達として居たから。裏切るつもりも何もなく純粋に友達だから。』
優「……そんな…」
忍「最低やな」
『は?どっちが最低?地味だからとかそんな理由でマネージャーにし、虐める奴とどっちが最低?』
彩花の目には涙が溜まっていた。
優「彩花…。私は、彩花が最低だと思う。結局のところ、彩花も私達を騙していたって事でしょう?なら、彩花の方が最低」
讖「……そこまでです。」
『さあ…私のモガッ』
讖「そこまでです(黒笑)」
『ムググ…』
讖「貴方は何も姫様の事を見ていないからそんなことを言えるんですよ。」
『……』
讖「姫様は、何故貴方を友達として居たと言ってたとおもいますか?それは、姫様は純粋に友達として一緒に居たかったからです。そんな心優しい姫様の想いを貴方は貶したのですよ。」
『ムググ…グムグムッ』
讖「あ、すみません、姫様」
讖は彩花の口に当てていた手を取った。
『……讖、お前は先に帰ってて。私はやることがあるから。』
讖「分かりました。失礼します。」
讖は嫌々…と言うか渋々歩いて帰った。
『……やること…無いんだけどね。』
優「彩花…ごめん」
『や、本当の事だし、謝らなくて良いよ。フフ、ありがと、優花』
優「何で?何で彩花がお礼を言うの?」
『私と一緒に居てくれてありがとう(笑顔)』
忍「……初めて水野の笑顔を見た気がする…」
『ヘヘ、笑わないようにしてたからね(ニコッ』
クスクス笑っていた。
『少しの間だったけど楽しかったよ。虐めてて(黒笑)』
鳳「……確かに忍足先輩と跡部部長は虐められていましたね。」
『……此処、辞めないでおこうかな。』
優「!……辞めないで彩花!」
『分かった。辞めない(ニコッ』
優「やった♪」
『フフ、またヨロシクね。優花』
優「うん!!ヨロシクね、彩花!!」
……仲直りをして終わったのであった。