最高の宝石

□我々校
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【ぴくとハウス side】






……てか、何で俺が水姫さんと保健室に行かなきゃダメなんですかね←






『……ねぇ、』






ぴ「なんすか?」






『…ここってさ、もしかしてペー君居る?』






ペー君って誰っすか。






『あ、しんぺい神の事なんだけど……』







ぴ「え、しんぺい神さんと知り合いなんですか?」






『うん……僕の大切な友達さ。』







友達!?あ、女性だから?いや、それでも可笑しいか。だって、ペ神さん大の女性嫌いですし……






ぺ「あれ?彩花?」







『ペー君久しぶり』ニコ






ペ「彩花!」







ペ神さんがいきなり水姫さんに抱き着いた。





え、えぇ!?あのペ神さんが!?








『おー、変わらないね』←






ペ「彩花……どこ行ってたの。ずっと寂しかったんだよ?」






『おぉ……なんか、ごめん』←








うん、俺ナニミセラレテルノ?←







『……あ』







ん?






『ペー君ごめん。僕仕事できた。行かなきゃ……』








仕事?ドユコト?え?







ぺ「……まだしてるんだ。人助け」







『うん。どうしても、ほっとけないから僕……』







水姫さんは悲しそうに笑った。……本当はこの子、めっちゃ優しいのかな?








『だから、後でまた話そ?僕明日から二週間ここ通うから。』







ぺ「分かった。……気を付けてね?」






『うん。またね、ペー君』







そう言うと水姫さんはペ神さんから離れ、窓に手をかけた。







『ぴくとクン悪い。僕が早退した事、せんせーと洋司に伝えて。洋司ならちゃんと分かるから。』






冤「あ、待って彩花。俺も行く」







『珍しwwwエンヴィー、気でも狂ったかwww』







冤「なっ!バカ彩!何言ってんの!」







エンヴィー?通り名か何かかな?







『(つ´∀`)つ マァマァ落ち着け。冬織、今から狼ゲームに参加するよ。……狼として』ニヤ







冤「……りょか。それは…消せばいいんだよね?」






『おん。邪魔な障害物を消せばいい。まあ、…消されそうなら容赦なく消していいから









……前言撤回、全然優しそうじゃない←








『ってことだから、ぴくとクン、僕とエン……冬織は早退するから!よろしく』←






そう言い、水姫さんと冤罪くんは窓から飛び降りた。
嘘でしょ!?此処、4階だけど!?って思いながら窓を覗くと、水姫さん達はもう居なかった。







ぺ「彩花達もう居ないでしょ。あの子はすぐ消えるから……。」







ぴ「……居ませんでした。…ペ神さんと水姫さんってどんな関係なんですか?」





?「それ、俺も聞きたい」







後ろを見るとトントンさんが居た。








ト「何であんな仲良いん。ただのぶりっ子やんあの子。お前、我々校一の女嫌いやん。」







ぺ「彩はぶりっ子なんかじゃない!全て演技だよ!あの子の!
あの子は僕を助けてくれた恩人だよ……悪くいうならトン氏であろうと容赦なく殴るからね。」







珍しくペ神さんが怒ってる……てか、助けられたってどういうことなんすかね。







ト「っ、ペ神がそこまで信用する奴なら何もせんよ。」






ぺ「良かった。ま、多分彩花ならとんち達を余裕で倒せるから心配する必要ないけど。」






え、待って?水姫さんゴリラっすか?←
トントンさん達倒せるて←






ト「マジか。なんか、グルさんに目をつけられそうな人やな水姫さん」






たしかに。面白そうな人好きですもんねあの人







ぺ「あー……グルちゃんにはちゃんと釘さしておかないと。あの子に手を出したら殺すって」←






怖。






ト「てか、助けてもらっただけなんになんでそこまで過保護になるん。」






ぺ「……彩花ちゃんが好きだから。他理由いる?」








あの男好きのペ神さんが好き!?水姫さん……凄いなぁ←







ぴ「てか!水姫さんが言ってた仕事って何なんですか?」






ぺ「人助けだよ。あの子、困ってる子がいたら見過ごせないんだよね。」







え、偉。めっちゃ偉い人やん。てか、めっちゃ勘違いしてた。自己中のぶりっ子だと思ってた。






ごめん、水姫さん←






ぺ「ただ、僕は反対なんだよねぇ……その仕事。ライバル増えるし、癖の強い子ばかり集めるし。ヴァン君とかもうくせ強すぎでしょ。」







ぴ「確かに。」






ヴ「呼びました?」






ウ「何集まって話してるのかと思いきや、貴方、彩花の知り合いですか?」







ぺ「!?そ、そうだけど?どうせ君も彩花に拾われたんでしょ?」







ヴ「だったら何です?」







ウ「彩花の事は信用してますので問題は無いかと。あ、勿論彩花のことは愛してるので貴方が来る必要無いんでは?」






……え、なんでこんなバチバチしてるんすか。







ぺ「僕の方が君らより先輩なんだけど。そんな言い方ないんじゃない?」






ウ「ライバルに言い方変えたくないですよ。」







え、ペ神さんもしかして…本当に水姫さんの事大好きなんですかね( ˙-˙ )






ト「てか、全員愛が重くないか?」







低「そうですね。まあ、愛が重いのも彩花が好きだから仕方ないですね。」







いつの間に低短さんも居たんすか。







ぺ「ほんと、彩花はいろんな人に好かれるから困るね。」






高「ほんと、困りますよね。でも、仕方ないですよね。ほんと良い人なので。」







高梨さんもいつ来たんですか








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