混合
□テニス部合宿に混合させてもらう!?
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跡「俺様の美技に酔いな」
『嫌』
勿論速答。
跡部がサーブを打った。
『何とも軽いサーブなんだね。軽い男にはもってこいのサーブだわ。』
彩花は簡単に打ち返した。
跡「ハッ!!てめぇのは重いな。」
跡部も打ち返した。
『……夜桜の舞=x
ファサッと此処にない桜が舞い降りて、跡部を混乱させた。
ドシュッとボールが跡部横を通り過ぎた。
跡「何だ…今のは…」
『幻覚…だよ。』
侑「彩花の夜桜の舞はやっぱ綺麗やな」
『当たり前!』
……数分後……
《ゲームセットウォンバイ水野》
『当たり前ですね。』
犬「流石彩花vV」
跡「ハーッハッハッ!!水野彩花!!俺様はお前が気に入った!!俺様と付き合え!!」
『お断りします。』
またもや速答。
彩花……強し!!
『だって、会ったばかりの人ですよ?付き合える訳ないじゃない。』
……まあ、それが普通ですね。
『友達なら大歓迎だから!(ニコッ』
跡「……じゃあ、友達な。名前で呼べよ?」
『私、貴方の名前知らない。』
侑「彩花、コイツは跡部景吾っちゅーんやで!」
『景吾か〜…なら、景ちゃんで良い?』
跡「ああ。ヨロシクな。彩花」
『んー…ヨロシク。さてと、私は消えようかな…。霧桜=x
ファッと霧のような桜が彩花の気配を消させた。
『また後でお会いしましょう。』
その言葉が聞こえた頃には彩花は姿を消していた。
仁香「……彩花……スゴい…」
『なーんてね♪悪乗りした。』
其所には男子versionの焔漓が居た。
『この姿になんの久し振りだな。ハハッ♪(ニコッ』
ニノ「だ、誰?」
『んー?焔漓です。』
侑「コラ。何騙そうとしてんねん。彩花。悪戯しようとした罰でキスするで?」
彩花は変装を解いた。
『わ、侑ちゃんの変態。それだから氷帝の変態呼ばれるんやで?』
侑「誰から聞いたんねん!!」
『え?謙也やで?』
侑「あんのアホ…しばく!!」
『うわ、年下に暴力奮うとか流石暴君侑ちゃん』
侑「誰が暴君やねん!!」
『え、侑ちゃんやけど?何言うとんねん。』
鳳「プッ、水野ちゃん可愛い…」
『何方や?』
鳳「あ、ごめんね。俺は鳳長太郎。ヨロシクね。」
『おん!よろしゅう!!チョタ!』
ニコッと笑い、忍足から離れた彩花。
『ふぁあ…ぁふ…』
侑「何や?彩花眠いん?」
『うん…眠い…最近寝れてないも…ん…スゥ…』
……立ったまま眠ってしまった彩花
仁香「あ!新、彩花を運んでもらえる?」
新「ああ。分かった。」
ニノ「皆1回戻ろう。彩花は寝ちゃったし…。」
城ヶ崎「そうね。では、失礼するわ!」
いつから居た?
まあ、良いか。
神山達は彩花を運び、部屋に帰った。